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【ようこそ!俺酒場「田舎の大鵬」⑥】〆に食べたい雑炊ナンバーワン! フェンネルとたっぷりの鶏だしが香る滋味深い"鶏肉烂飯"(鶏とフェンネルの雑炊)

  • 2026.7.29

シェフがもし家で酒場を開いたら、どんなつまみを出すのだろう……。という妄想でスタートしたdancyuWEB連載「ようこそ!俺酒場」が、dancyu2026年夏号に登場。『田舎の大鵬』渡辺幸樹シェフに俺酒場メニューを5品考案していただきました。5品目は、たっぷりの鶏だしとフェンネルでつくる雑炊、鶏肉烂飯(ジーロウランファン)です。

【ようこそ!俺酒場「田舎の大鵬」⑥】〆に食べたい雑炊ナンバーワン! フェンネルとたっぷりの鶏だしが香る滋味深い"鶏肉烂飯"(鶏とフェンネルの雑炊)

■どぶろくが、止まらない!

ご機嫌に食べ進み、飲み進んだ頃合いにシェフは言った。
「締めは温かいものを胃に入れたくなりません? そろそろ雑炊にしましょう」
大賛成!

満を持して、さっきつくった鶏料理の副産物であるスープがコンロへ。具材のささみをゆでて、旨味をブーストする。ねぎを合わせると和風になるところだが、バサッと加えたのはフェンネルの葉。甘やかで清涼な香味と鶏だしの優しい滋味に、しばし陶然となる。

「雲南省の雑炊はフェンネル入りが定番。フェンネルは胃腸の調子を整えてくれて、飲みすぎにもいいんですよ。……なわけで、どぶろくもう一杯いっちゃいます?」

中国の山村へ迷い込んだ気がしたのは、きっと酔いのせいだけじゃない。夏の家飲みを格上げする5品、ぜひマスターすべし!

■鶏肉烂飯(鶏とフェンネルの雑炊)のつくり方


◇材料 (3~4人分)

鶏ささみ:3本
スープ:1L(1品目(檸檬酸辣鶏)のゆで汁)
ご飯:180g
塩:ふたつまみ
フェンネル:10g(ざく切り)
卵:1個(4品目(搾菜炒鶏丁)の残り。溶きほぐす)


(1)
沸騰したスープにささみを入れ、再度沸騰したら弱火に落として8分ゆでる。火を止め、蓋をして30分置く。ささみを取り出して水分を拭き取り、手でほぐす。

ささみ
ささみ

(2)
スープを漉してから鍋に戻し、ご飯を入れ、米粒が躍るぐらいの火加減で10分ほど煮る。1のささみを加えて3分ほど煮込み、塩を加えて混ぜる。火を止めてフェンネルを加え、卵を回し入れて軽く混ぜ合わせる。

卵を回し入れて軽く混ぜ合わせる
卵を回し入れて軽く混ぜ合わせる
雑炊
雑炊

――教える人

「「田舎の大鵬」オーナーシェフ 渡辺幸樹さん」

1981年京都生まれ。父が開いた「大鵬」に2006年に入店し、親子で腕を振るう。四川や雲南を中心に中国にも足繁く通い、現地の技術を吸収。2021年「田舎の大鵬」をオープンした。



◇店舗情報

「田舎の大鵬」
【住所】京都府綾部市八津合町山ノ神65‐1
【電話番号】なし(予約はインスタグラムのDMから)
【営業時間】3月~6月は12:00~ 7~9月は17:30~
【定休日】毎月1日、他に不定休あり
【アクセス】JRほか「京都駅」より車で約1時間半


文:本庄 彩 撮影:エレファント・タカ

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