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ヘンリー王子、ウガンダのインビクタス撤退は「国王のせい」と激怒 唯一の功績に「終わりの始まり」が?

  • 2026.9.11
ヘンリー王子(Prince Henry) Global Images Ukraine / Getty Images

家族と共にイギリスに帰国したヘンリー王子。チャリティ活動を頑張ろうと思ったところ、チャールズ国王が出した声明に出鼻を挫かれてしまった。国王は「ヘンリー王子とメーガン妃は一般市民と同じ」「チャリティ活動をしても、それは王室を代表するものではない」と宣言。つまり王子と妃のやることは「ロイヤルもどき」だということ。これまでも王子とメーガン妃のチャリティ活動は「偽ロイヤル」とイギリスマスコミらから批判されてきたけれど、王室側がそう明言したことになる。

2024年のナイジェリア訪問。同国の防衛省のスタッフに出迎えられる様子はまるでロイヤルだと物議を醸した。メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)、ヘンリー王子(Prince Henry) Andrew Esiebo / Getty Images

この声明発表後、ウガンダの将軍がヘンリー王子が立ち上げたスポーツイベント、インビクタスへの参加を取りやめることをSNSで発表した。チャールズ国王に対抗する立場だと受け取られるのを恐れたからだという。王子や彼のチームは「ウガンダの撤退は国王のせいだ」と激怒しているという。放送局「ITV」が報じている。

王子の関係者は同局に対して「意図的かそうでないかは別として、これは明らかに今週月曜日、話し合いなしに急遽発表された、ヘンリー王子とメーガン妃に関する指示の結果だ」とコメントしている。「残念ながら被害を受けるのはインビクタスの試合に出場する選手たちだけだ」。国王の声明のせいで、罪のない選手たちが傷つく結果になると非難している。インビクタスは2年に一度開催される負傷した軍人たちのための協議会で、来年バーミンガムで、2029年に韓国で行われる。

メーガン妃もインビクタス関連イベントに出席してきた。メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)、ヘンリー王子(Prince Henry) Mark Cuthbert / Getty Images

ウガンダ政府の報道官は、インビクタスへの不参加を発表したカイネルガバ将軍について「ウガンダの軍を代表する人物だ」とコメント。軍の最高責任者は将軍ではなく、大統領だとしながらも「大統領が立場を変えるまでは、これが軍の公式見解だと考えてほしい」とコメント。今回の将軍の決定が、国王の声明のせいかどうかは「知らない」と答えている。ちなみにカイネルガバ将軍は大統領の息子で、次期大統領とも噂されている人物である。

ちなみに国王はインビクタスを支持していないとは言っていない。ヘンリー王子が王室を離脱する、はるか昔のことではあるが2014年の第1回大会には出席しているし、今もヘンリー王子の成し遂げたことを「誇りに思っている」という。また王室の上層部は今回のウガンダの発表を受けて「負傷した軍人たちを支援する、すべての組織を国王は支持している」とコメントしている。

2014年のインビクタスで。ウィリアム皇太子(Prince William, Prince of Wales)、チャールズ国王(King Charles)、ヘンリー王子(Prince Henry) Chris Jackson / Getty Images

とはいえ、イギリスマスコミの中には今回のウガンダの動きがインビクタスにとって「終わりの始まり」になるのでは? と見る向きも。インビクタスは「ロイヤルもどき」で「一般のスポーツイベントと同じ」という見方が生まれたことで、他の参加国の姿勢にも変化が出る可能性が指摘されている。また今回の国王の声明で、王子と国王が良好で穏便な関係ではないこともはっきりしてしまった。インビクタス離れが始まるのかどうか、注目が集まっている。

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