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ヘンリー王子の「宿敵」が電撃退任へ チャールズ国王の最側近が宮殿を去る

  • 2026.7.28
Max Mumby/Indigo / Getty Images

バッキンガム宮殿は現地時間7月27日、チャールズ国王とカミラ王妃の筆頭私設秘書官(最側近)を務めるクライブ・オルダートン卿が退任することを発表した。

オルダートン卿は、王室の最高位の職員であると同時に、ヘンリー王子の「宿敵」と目される人物。ヘンリー王子は自身の回顧録『スペア』の中で、自分たちを追い詰めた王室の側近3人に昆虫のあだ名をつけた。表向きは謙虚を装いながら陰で刺してくる「スズメバチ」として激しく非難した相手は、実名こそ挙げられていないものの、オルダートン卿を指していると報じられている。また、ヘンリー王子は、自分が英国帰国時に警察の警護を受けられなくなった最大の原因は、彼がチャールズ国王に吹き込んだためだと主張している。

Max Mumby/Indigo / Getty Images

20年間にわたり英国室に勤務してきた彼は、2006年に当時のチャールズ皇太子の副個人秘書として王室に入り、モロッコおよびモーリタニアの駐在英国大使(2012年〜2015年)を務、2015年に筆頭私設秘書官に就任した。2022年9月のチャールズ国王即位に伴ってバッキンガム宮殿へ移り、2023年5月の戴冠式委員会の委員長を務めるなど、新国王の治世初期の実務を支えてきた。

WPA Pool / Getty Images

今回の退任にあたり、オルダートン卿は職員に対し、「このような歴史的な時期に、現在の役割で国王と王妃両陛下にお仕えできたことは想像し得る最大の光栄である。ユーモアに溢れた忘れられない日々でもあった。今後も非公式な立場で生涯にわたり支援を続ける」との声明を出した。退任時期は、彼が60歳の誕生日を迎える2027年5月に合わせた日程であり、退任後は家族との時間を優先する意向だという。

Chris Jackson / Getty Images

バッキンガム宮殿の報道官は、「国王と王妃は、オルダートン卿の長年にわたる絶え間ない支援と賢明な助言、そして後任者への円滑な引き継ぎを確実にする揺るぎない忠誠心に深く感謝している」と発表した。

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