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キャサリン妃、あいにくの天候を跳ね返す「スエードパンプス」で魅了

  • 2026.9.10
WPA Pool

子どもの送迎スタイルにおける正解は、日常のスタイルに限りなく近づけることにある。派手すぎず、上品でありながらも決してやりすぎない──。

先日、名門イートン校の門をくぐるジョージ王子の初登校に立ち会ったキャサリン皇太子妃は、この難解な送迎ファッションの最適解を見事に体現してみせた。

秋の小雨がパラつくなか、石畳の校庭を歩くウィリアム皇太子とともに、息子の背中にそっと手を添えるキャサリン妃の姿がキャッチされた。9月9日から始まる新学期を前に、13歳になったジョージ王子は、シックなブレザーにシャツとネクタイ、ダークカラーのチノパン、そしてブラウンのスエードシューズというスタイルで登場。父ウィリアム皇太子や伯父ヘンリー王子も通った伝統ある学び舎へと、新たな一歩を踏み出した。歴史を感じさせる中庭で、一家はサイモン・ヘンダーソン校長、そして同校理事長を務めるサー・ニコラス・コールリッジと和やかに言葉を交わした。

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もちろんロイヤルファミリーともなれば、我が子の送迎スタイルひとつにも世間の熱い視線が注がれる。そんなプレッシャーのなか、皇太子妃が選んだのは、信頼を寄せるブランド、エミリア・ウィックステッドのフォレストグリーンのドレス。美しいフレアシルエットを描くドレスは、2023年にウィンザー城でスウェーデンのヴィクトリア皇太子を出迎えた際にも着用していたタイムレスな逸品だ。

フォーマルでありながら気取らない佇まいは、ティーンエージャーのジョージ王子から見ても文句のつけようがないはず。ふんわりと弾むようなシグネチャーのブローヘアに、長年愛用しているローラ・ロンバルディ(Laura Lombardi)のチェーンネックレスで胸元にアクセントをプラス。また、足元にはジャンヴィト ロッシのブラウンのスエードパンプスを合わせ、スエードこそが2026年秋冬に押さえるべき最重要トレンドであることを鮮やかに証明してみせた。

一見、お手入れのハードルが高そうなスエードシューズだが、今シーズンまさに旬のフットウェアとして脚光を浴びている。この夏、ファッションプロたちのパッキングリストの常連となったスエードサンダルの波は、そのまま秋のトレンドへとシフト。ミュウミュウからはアヴァンギャルドなゴムバンドディテールを効かせたダークブラウンのパンプスが登場し、ザ・ロウのフラットシューズ「Stellene」はモード派の制服として絶大な支持を集めている。さらに、グレーになりがちな秋の装いに華を添えるセリーヌのジャズシューズや、ストレートデニムやスカートに合わせて履きこなしたいバーバリーのローファーなど、目移りするほど秋を彩るラインナップが豊富に揃っている。

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スエードシューズがこれほどまでに人々を惹きつける理由のひとつは、それを楽しむことができる“チャンスの少なさ”にもあるのかもしれない。雨の心配が一切ない、カラリと晴れた日にしか履くことが許されない贅沢さ(もっとも、雨風に長時間さらされることのないキャサリン妃にとっては、そのルールは無用かもしれないが)。春先のライトジャケットと同じく、スエードの靴を完璧に履きこなすには、気温、天候、そしてロケーションというすべての条件が奇跡的に噛み合う必要がある。濡れた道や泥跳ねは厳禁。美しいアスファルト、あるいはタクシーの車内こそが彼女たちの定位置だ。そう、スエードシューズとは、文字通り“プリンセス”のために作られた至高のフットウェアなのだ。

Translation: Harper's BAZAAR JP From Harper's BAZAAR.com

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