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【ヨーグルトと甘酒の究極腸活】なんと70年前のレシピ「乳酸漬け」作ってみた!クリーミー♡漬け汁まで飲める

  • 2026.5.22

管理栄養士のともゆみです。ヨーグルトと甘酒を混ぜたものに野菜を漬ける「乳酸漬け」という変わった漬け物を見つけました。実はこのレシピ、元ネタは今から70年前の雑誌の記事で、腸の調子を整えるために紹介されていたものなんです。その頃から腸活が注目されていたんですね。食べたことのない類の漬け物ですが、挑戦してみたいと思います。


「野菜の乳酸漬け」はこの雑誌から…

「野菜の乳酸漬け」は、農家向けの月刊誌『家の光』の別冊付録で見つけました。『家の光』という雑誌は、大正14年(1925年)に創刊されたJAグループのファミリー・マガジンです。「食と農」「暮らし」「協同」「家族」を柱に、暮らしに役立つ情報を掲載しています。

100周年を迎えた『家の光』2025年5月号には「いま、よみがえる『家の光』台所の知恵ベストセレクション」という別冊付録が付いています。100年分の記事から厳選した「台所の知恵」を、現代でも実践しやすいようにアレンジして紹介していますよ。



昭和31年(1956年)の時点でもうヨーグルトが普通に食べられていたんですね。日本には、古くは奈良時代からヨーグルトに似た食べ物があったようですが、ヨーグルト製品としては明治時代末に誕生し、まさに1950年代から生産が本格化したようです。

当時のレシピでは、胚芽粉や砂糖湯が使われていますが、現代のアレンジレシピは、胚芽粉はきな粉に、砂糖湯は発酵を促すために甘酒で代用しています。

「野菜の乳酸漬け」の材料と作り方

【材料】(1000mlの保存容器1個分)
[A]
ヨーグルト…150g
麹甘酒(濃縮タイプ)…150g
きな粉…10g
塩…小さじ1

好みの野菜…300~500g ※今回はきゅうりと大根
塩…野菜の重量の1.5%



【作り方】
1. 清潔な容器に[A]を入れて混ぜます。



2. 野菜は食べやすい大きさに切ります。きゅうりを斜め切りに、大根はいちょう切りにしました。塩をまぶし、混ぜ、完全に溶けるまで待ちます。30分おきました。



3. 水気を軽く絞った21に入れて混ぜます。これを24時間以上漬けます。発酵させる場合は常温に24時間(夏場は5時間)おいてから、冷蔵庫で保存します。今回は常温に24時間おいてみます。


4. 24時間後、皿に漬け汁とともに野菜を盛り付けて出来上がりです。



漬け汁おいしい

この漬け汁、おいしいです。漬け汁を飲んでもOKとのことですが、本当に飲みたくなるほど。常温に24時間おいてみましたが、室温が低かったからか発酵した香りや酸味は感じませんでした。それでも甘酒の自然な甘さときな粉の香ばしさ、ヨーグルトのクリーミーさが混ざって塩気はあまり感じず、漬け汁だけでおいしいです。

肝心の野菜は、きゅうりと大根はシャキシャキで、下味として塩をまぶしているので、野菜自体にはしっかりとした塩気を感じます。漬け汁にとろみがあるので漬け汁が野菜によく絡み、まろやかな味わいが足されます。

発酵食品について

善玉菌を増やし腸内環境を整えてくれる食品の代表といえば、発酵食品です。発酵食品には善玉菌である乳酸菌が豊富に含まれているだけでなく、発酵の過程でつくられる乳酸もたっぷりと含まれています。この乳酸が腸内を酸性に傾けることによって、酸性が苦手な悪玉菌を減らすことができます。

発酵食品は、今回使ったヨーグルトや甘酒以外にも、チーズやキムチ、ぬか漬け、納豆などがあります。また、みそやしょうゆなどの日本の伝統的な調味料も発酵食品です。

はじめて食べるタイプの漬け物でしたが、漬け汁がクリーミーでおいしく、違和感なく食べられました。

発酵していなくてもヨーグルトや甘酒で腸活気分が味わえますが、暖かくなるこれからの季節は発酵が進み、また違ったおいしさに出会えるかもしれませんね。

参考文献:
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社
参考Web:
日本のヨーグルト
https://www.meiji.co.jp/yogurtlibrary/laboratory/yogurt/japan/01/

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