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【イワシでイタリアン】コスパ◎初心者でも◎な「アクアパッツァ」作ってみた!なんだこの濃厚さは…!

  • 2026.4.2

イタリアの定番料理「アクアパッツァ」は、タイやスズキを使うイメージがあるので、お値段的にも手間を考えても自分で作ろうと思ったことはありません。ですが、料理家・岩﨑啓子さんがイワシで作るレシピを紹介していたのでまさに目からウロコ(魚だけに)。魚をさばくのは苦手ですが、イワシならわたしにも出来そう!さっそくチャレンジしてみます♪


おろし方解説付き!レシピは農家向け月刊誌『家の光』の別冊付録から

今回作ってみる「イワシのアクアパッツァ」は、料理家・岩﨑啓子さん考案のレシピです。農家向けの月刊誌『家の光』2021年5月号の別冊付録「ヘルシー食材をもっとおいしく 保存版 おさかな料理帖」レシピ集で紹介されていました。

『家の光』は、101年前の大正14年(1925年)に創刊された、JAグループのファミリー・マガジン。「食と農」「暮らし」「協同」「家族」を柱に、暮らしに役立つ情報が幅広く掲載されていて、読み応えのある雑誌なんですよ。

このレシピ集では、アジの三枚おろしと尾頭付きのさばき方、小アジの下処理、イワシの手開きの手順などを詳しく紹介していました。

「イワシのアクアパッツァ」は、イワシの頭とわたを取り除くだけなので、処理は少なめ。筆者は普段、魚をおろすことのない初心者レベルですが、このレシピ集を見れば挑戦できそうに思えてきました。

南イタリアの郷土料理「アクアパッツァ」は元々は漁師料理で、本場ではさまざまな魚介を使うようですが、日本ではタイやスズキなどの白身魚を使うレシピが主流。

タイやスズキは値が張りますが、イワシならリーズナブル♪小魚のイワシは丸のまま売られていることが多いので、この機会にイワシの下処理を覚えたいと思います。

イワシの下処理をして「イワシのアクアパッツァ」を作ってみた!



【材料】(2人分)
イワシ…4尾 ※今回は15cmのイワシを使用
アサリ…150g
ミニトマト…6個(80g)※今回は5個(80g)使用
しめじ…1/2パック(50g)
スナップエンドウ…5枚(50g)※今回はさやいんげん7本(50g)で代用
にんにく…1かけ
水…1カップ(200ml)
白ワイン…大さじ2
ローリエ…1枚
タイム(生)…適量 ※なくても可
塩…小さじ1/3+適量
こしょう…適量
オリーブオイル…小さじ2

【作り方】
1. アサリを3%濃度の塩水で砂抜きします。



今回は水100mlに塩小さじ1杯を溶かし、常温で1時間30分ほどおいて砂抜きしました。アサリは暗い方が砂を吐き出しやすいそうなので、お皿を被せて光を遮断しました。

2. スナップエンドウの筋を取り、お湯で30秒ほど茹でて縦半分に割ります。



今回はさやいんげんで代用したので、お湯で2分ほど茹でて長さを3等分に切りました。

3. しめじを小房に分け、にんにくを半分に切り、トマトのへたを取ります。1のアサリの殻をよく洗って水気を拭きます。



具はイワシの他にアサリ、しめじ、トマト、にんにくとシンプル。にんにくを切るだけなので、野菜の下ごしらえはあっという間です♪

4. イワシは頭とわたを取り除いてよく洗って水気を拭き、塩(小さじ1/3)とこしょう(適量)を振ります。



胸びれを起こして付け根に包丁を当てて頭を真っすぐに切り落とします。



腹下を切り、包丁でわたをかき出します。中にわたが残っていると臭みの原因になるので、流水でよく洗って水気をしっかりと拭き取りました。

ちなみに、イワシは水揚げ時にうろこがはがれやすいため、販売時にはほとんどうろこがない状態のようです。流水で洗う時に皮を確認しましたが、つるんとした状態でした。



イワシは小さいのでわたが少なく、あっという間に下処理が終わりました。頭とワタを取り除いたイワシの両面に塩とこしょうを振り、下味を付けました。

5. オリーブオイルと3のにんにくをフライパンに入れて中火にかけます。香りが立ったらスナップエンドウ以外の具を入れ、水、白ワイン、ローリエ、タイムを加えて沸騰させます。



オリーブオイルでにんにくを1分ほど炒めると香りが立ったので、アサリ、イワシ、しめじ、トマトをまんべんなく入れ、水と白ワインを注いでローリエをのせました。

直径20cmのフライパンを使うと、2人分の材料がちょうどよく収まりますよ。



4分ほど加熱するとスープが沸き、口を開くアサリがちらほらと出てきました。

6. フタをして弱火で10分煮て、2のスナップエンドウを加え、塩とこしょう(各適量)で味を調えます。



フタをして弱火で10分蒸し煮にしました。



10分煮てフタを開けるとにんにくとローリエの香りが広がり、イワシの身がふっくらとしていました。アサリからだしが出て少し白濁したスープがとてもおいしそう♪

茹でたさやいんげんを散らし、塩とこしょうを少し振って仕上げました。


イワシもアサリもふっくら♪魚介のだしが利いて旨味が強い魚介スープ



料理家・岩﨑啓子さん考案の「イワシのアクアパッツァ」が完成しました。トマトの赤、さやいんげんの緑、スープの白がイタリアの国旗を思わせる色合い。にんにくとローリエの香りも漂って、本格的に仕上がりました。



イワシはわたを出す時に腹下を切っているので、フォークで身がほろっと外れました。

口に入れると、イワシの身はふっくらとしていてシンプルなおいしさ。下処理を丁寧に行ったことで臭みはなく、にんにくとローリエの香りでイワシがイタリアンな味わいに。



スープを飲んでみるとアサリの旨味がしっかり♪水と白ワインだけで蒸し煮にしましたが、想像以上に深い味わいで、具よりもスープが主役と思えるくらいのおいしさです。

トマトは甘く、さやいんげんとしめじはさっぱり。魚介も野菜も一度に食べられて、具だくさんな魚介のスープを堪能できました。

自分でイワシをさばけば新鮮!魚介と野菜を蒸し煮にするだけで絶品スープ



JAグループのファミリー・マガジン『家の光』の別冊付録レシピ集で見つけた、料理家・岩﨑啓子さん考案の「イワシのアクアパッツァ」。イワシの頭とわたを取り除くだけの簡単下処理で、おいしく作れるイワシ料理でした。

別冊付録レシピ集「ヘルシー食材をもっとおいしく 保存版 おさかな料理帖」には、魚をさばければ新鮮なうちに食べられるうえ、経済的にもお得と書かれていました。

魚をさばくのはハードルが高く、イワシは小骨が多くて子どもが食べづらいことから、あまり購入しない魚でした。ですが今回下処理に挑戦してみて、頭とわたを取り除くだけだったのですぐに処理でき、骨を外さなくてもよかったので、他の魚をさばくよりも簡単でした。

「アクアパッツァ」はタイやスズキを使うレシピが多く、材料費が高くなりがちですが、イワシならコスパも◎。自分で下処理すれば鮮度がよいのでおいしく作れますよ!

イワシで映えるイタリアンを作れるので、おすすめです!ぜひ、下処理に挑戦して作ってみてくださいね。

岩﨑啓子さん プロフィール

料理家、管理栄養士。雑誌や書籍などで、簡単でおいしく、体にやさしい家庭料理を提案。なかでも健康料理、シニア向け料理、冷凍保存や節約料理、作り置きなどで定評がある。著書に『たっぷり作ってずっとおいしい!野菜おかず作りおき』(新星出版社)、『ホイルでも !ペーパーでも!包み焼き』(池田書店)、 『改訂版 冷凍保存節約レシピ』(日本文芸社)など多数。

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