1. トップ
  2. 専門家が教える、コーヒーを新鮮に保つ保存方法

専門家が教える、コーヒーを新鮮に保つ保存方法

  • 2026.10.12
Henrik Sorensen / Getty Images

※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。>>『delish』のオリジナル記事はこちら

おいしいコーヒーに勝るものはないけれど、逆に古くなったコーヒーにはその正反対のことが当てはまる。キッチン棚の奥で何年も放置されていたコーヒーの缶を見つけたことがある人なら、香りのないカビ臭いコーヒーが朝を台無しにする恐怖をすでに味わったことがあるはず。一年の月日が流れた豆では一番おいしい時期が過ぎているのは当然だけど、日常的にコーヒーを飲む人でも、ふだん飲んでいるコーヒーが想像よりも早く古くなっていることに気付いていないかもしれない。

コーヒーはどれくらいで鮮度を失うの? おいしく長持ちさせるにはどうすればいい? コーヒーの専門家に、新鮮な風味を保つのに最適な保存方法を教えてもらった。彼らの回答は次のとおり。

fotolgahan / Getty Images

コーヒーが新鮮かどうか見分ける方法とは?

最初に、そもそも何がコーヒーの新鮮な味を生み出しているのかに注目してみよう。「コーヒーが焙煎されると、豆の内部にガスが閉じ込められ、それが抽出時の風味を作るのに役立ちます」と、話すのは「フェロー」のコーヒー教育および現場体験担当アソシエイトマネージャーであるヘイリー・スティーブンスさん。時間が経つにつれ、豆はそれらのガスと芳香成分を徐々に放出していく。

コーヒー豆の風味がピークを迎える時期は焙煎度や品種によって異なるけれど、一般的にもっともおいしく飲めるのは焙煎後2~4週間だ。「新鮮なコーヒーはかならず力強く生き生きとした香りがします」と語るのは「バライエティ・コーヒー・ロースターズ」のヘッドロースターであるアリン・コーゲンさん。淹れたてのコーヒーは一口飲んだ際に「明確で際立った何かしらの甘みと酸味」を感じられる、とスティーブンスさんは付け加える。

一方古いコーヒーは、感覚的な体験がはるかに鈍くなる。「コーヒーが鮮度を失い古くなっていることを示す明らかなサインは、その力強い香りの喪失です。香りが鈍くなったり、少し紙のような匂いがしたりします」とコーゲンさんは話す。

とはいえ判断に迷う場合は、まず豆を挽いてみよう。「挽いたコーヒーなら、鮮度や鮮度の衰えの兆候をより簡単に見分けられます。そのため少しだけ挽いてみて、香りがまだ強いか確認してみるといいでしょう」とコーゲンさんは付け加える。

Kinga Krzeminska / Getty Images

一番早く鮮度が失われるのは?

挽いた粉のコーヒーは便利だけど、コーヒー豆そのものに比べて「指数関数的に速いペース」で風味を失います、とスティーブンスさんは話す。豆の内部構造の中では、ガスや芳香成分がより少しずつ放出される。しかし、一度コーヒー豆が挽かれると、それらの風味の一部は数分のうちに失われ始める。

SensorSpot / Getty Images

コーヒーを保存するベストな方法は?

日常的に使用する場合は一般的に、風味の劣化を早める環境要因、つまり熱や光、空気からコーヒーを守る必要がある。
「直射日光の当たらない、涼しく乾燥した場所にコーヒーを保管することを強くおすすめしています」とスティーブンスは話す。

酸素との接触を抑えるには、密閉容器がポイントとなる。
「密閉容器を持っていない場合は、袋止めクリップや似たようなものでコーヒーの袋をしっかり閉じることで、最低でも短期期間は鮮度を十分維持できるでしょう」とコーゲンさんは話す。

自宅でコーヒーを楽しむ人のなかにはコーヒーの冷凍保存を推している人もいるけれど、コーゲンさんは通常、日常的な保存方法として冷凍を推奨していないという。

「コーヒーの冷凍保存には問題があります。コーヒーの袋を開封し、ふたたび冷凍庫に戻す場合はとくにです」と彼は話す。「一度開けてから戻すと湿気がコーヒーに侵入し、再度冷凍庫に戻した際に、豆の表面に氷や冷凍焼けが生じて、結果的にコーヒーを劣化させる恐れがあります」

Oleksandra Yagello / Getty Images

長期休暇で家を空けるようなごく稀な状況下では、コーヒーを正しく保管する場合に限り、冷凍庫が長期保存に役立つこともある。スティーブンスさんいわく、「冷凍庫内のほかの食品がコーヒーの味に影響を与えるのを防ぐ」ためのポイントは密閉容器の使用だそう。コーゲンさんは、一番いい方法は真空密封です、話している。

短期保存であっても、真空密封された容器を使うことでコーヒーをより長く新鮮に保つことができる。「フェロー」のアトモス・キャニスターのように、真空密封機能が内蔵されたコーヒーキャニスターなら、豆を台所の空気から遮断し、容器内の余分な空気を除去してくれる。

「これらの容器を使用して徹底的にテストを行った結果、コーヒーの風味が一番良い時期にキャニスターに入れることで保存期間が劇的に長くなることが分かりました」とスティーブンスさんは語る。

コーゲンさんも自宅で「フェロー」のアトモス・キャニスターを使用しており、かくいう私自身も数年以上にわたり使っている。とはいえ専用の入れ物がなくても、専門家が推奨する前述の保存方法を実践すれば、コーヒーの新鮮な味わいを最後の一杯まで保つことができる。

translation : Yumi Kawamura photo : Getty Images

Thomas Barwick / Getty Images

こちらもcheck!

Zb89V / Getty Images

こちらもcheck!

>>ヘルシーフード・ダイエットの記事をもっとみる

>>グルメの新着記事はこちら

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ