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「どうして分からないの!」は逆効果 小学校の勉強でつまずく原因&親が守るべき“3つの学習サポート”とは【専門家解説】

  • 2026.5.11
子どもが学校の授業についていけなくなったときの対処法は?(画像はイメージ)
子どもが学校の授業についていけなくなったときの対処法は?(画像はイメージ)

小学校に入学後、授業についていける子もいれば、内容が難しくなりつまずいてしまう子もいます。そのまま放置すると、勉強に苦手意識を持ち、学習意欲が低下してしまうかもしれません。勉強につまずく原因はいくつかあるため、原因に合わせた対策を取ることが大切です。

小学校の授業についていけなくなる原因や、その場合の親の対処方法、親がやってはいけないNG行為について、探究型学習に特化した民間学童保育「ユレカアフタースクール」(東京都江東区)校長で、教育アドバイザーの鶴原頌太郎さんに聞きました。

親ができる3つの対処法

Q.子どもによっては小学校に入学して以降、学校の勉強についていけなくなるケースがあります。どのような原因が考えられますか。

鶴原さん「例えば、入学して間もない小学生が勉強についていけなくなる原因として、まだ聞く力、考える力が身に付いていないため、『先生の言っている内容が難しくてうまく理解できない』『先生の言うことを理解していても行動が伴わない』ということが挙げられます。

さらに、少しでも苦手に感じてしまったり、興味がない科目に対して取り組みたくないという消極的な気持ちが生じてしまったりする場合もあるでしょう」

Q.子どもが学校の授業についていけなくなった場合、親はどのように対処したらよいのでしょうか。

鶴原さん「まずは、子どもが授業についていけなくなっている原因を把握することが重要です。子どもとの何気ない会話から、どこでつまずいているのかを探りましょう。

また、時間を見つけて子どもの勉強を横で見てあげる時間を取りましょう。一緒に勉強に取り組むことで、分からないことをすぐに質問できるため、子どもが安心して勉強に向き合えます。

子どもに予習の習慣を身に付けさせるのも有効です。『予習を通して、事前に授業の内容を理解できればつまずかない』という成功体験を積むことができれば、苦手意識も次第に薄れていくはずです」

Q.子どもが学校の授業についていけなくなったときに親がやってはいけないNG行為について、教えてください。

鶴原さん「宿題の答えが分からずに迷っている姿や、誤った回答をしているところを見ると、つい『どうしてこんなに簡単なことも分からないの!』と思ってしまいがちです。

しかし、頭ごなしに叱るのは逆効果です。兄弟姉妹や親戚、友人などと比較し、本人の頑張りを軽んじるのもやめましょう。まずは結果についてではなく、本人の努力や問題に向き合った姿勢を認めてあげることが大切です。保護者が自分の頑張りを見てくれていることが分かれば、子どもは自信がついてもっと頑張ろうと思えるようになります。

また、休憩時間や睡眠を取らせずに勉強させ続けることも避けましょう。勉強を過度に強いるとストレスがたまり、勉強をすること自体に苦手意識を持つようになってしまいます。長時間勉強させるよりも、少しの時間でも良いので毎日コツコツと続ける習慣をつけさせるのがおすすめです」

* * *

ドリルの問題が解けない子どもを見ると、つい怒ってしまったり、焦ってしまったりしますが、子どもと対話をする中で原因を突き止めていきましょう。その上で、予習をする、横について見守るといった時間を少しずつ取ることで、状況は徐々に改善していくでしょう。焦らずにしっかりサポートしてあげましょう。

オトナンサー編集部

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