1. トップ
  2. 根菜やねぎをたっぷりいただく。「沢煮椀」のレシピ

根菜やねぎをたっぷりいただく。「沢煮椀」のレシピ

  • 2026.10.10
sono(mame)
豚バラの細切りと出汁で味を決める

旬の食材を生かして、これからの"新定番"を料理家とともに考える連載。今回、レシピをご提案いただいたのは、荒木典子さんです。

料理上手な祖母や母のもとで暮らしたことで料理に関心をもち、編集者やスタイリストを経て料理家となった荒木さん。おせちやお雑煮、歳時記に伴う行事食を研究する一方で、少ない手数で仕上げる本格的な和食に多くのファンがいます。

今回ご紹介するのは、普段のおかずとして手軽に作ることができ、少しの工夫でおもてなし料理にもなる7品。「沢煮椀」「昆布締め」「湯葉のあん」といったシンプルな和食、「メンチカツ」「スパゲティサラダ」などの洋食を、教室で人気の献立から選りすぐりました。

春巻きやメンチカツの具に味噌を忍ばせ、塩味や旨みを底支えさせる手法は、長年和食作りに携わってきたからこそ培われた裏技です。

まずは「沢煮椀」をご紹介します。

今月の料理家 荒木典子さん

1|沢煮椀

「沢」は「沢山(たくさん)」から。具がたっぷり入った日本料理の定番の汁物は、シンプルながら満足感の高い一品です。

sono(mame)
材料(2人分)

豚バラ肉(薄切り) 100g
ごぼう 1/4本
にんじん 1/4本
椎茸 3枚
九条ねぎ 3本
出汁 400ml
酒 大さじ1
塩、薄口醬油、黒粒こしょう 各適量

作り方

1.ごぼう、にんじん、椎茸、九条ねぎは千切りにして、豚バラ肉は細切りにする。

2.鍋に出汁を入れて火にかけ、沸騰したら酒を入れて1の豚バラ肉を加えてほぐし、あくを取る。

3.2に1の九条ねぎ以外の野菜を加える。それぞれ柔らかくなったら九条ねぎを加え、塩と薄口醬油で味を調える。お好みで黒粒こしょうを振る。

sono(mame)

【Point】
豚バラ肉はあらかじめ先に火を通しておくことで余分な脂が抜け、澄んだ汁物に仕上がります。野菜は火が入りやすいものから順に入れます。

荒木典子さんオリジナルレシピ7品はこちら!

1|沢煮椀(この記事)

sono(mame)

2|鯛の昆布締め、菊花まぶし(10/12公開予定)

sono(mame)

3|鯖ときのこの焼き浸し(10/17公開予定)

sono(mame)

4|湯葉のあんかけご飯(10/19公開予定)

sono(mame)

5|いちじくとチーズの春巻き(10/23公開予定)

sono(mame)

6|メンチカツ(10/24公開予定)

sono(mame)

7|スパゲティサラダ(10/26公開予定)

sono(mame)
Hearst Owned

レシピを考案くださったのは……

荒木典子さん
あらきのりこ●兵庫県生まれ。大学卒業後フランスへ留学。調理師学校を経て料理本の編集者を務めた後、2007年に独立。レシピ提供のほか、料理店の監修、日本料理の教室を主宰。国際中医薬膳師。

撮影=sono(mame) 編集・文=平田剛三(婦人画報編集部)

『婦人画報』2026年11月号より

〇選りすぐりの記事を毎週お届け。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ