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いい加減、捨ててよ…〈モノを溜め込む人〉の意外な理由とは?【もしかして…発達障害!?】

  • 2026.8.3

「趣味のコレクションにお金を使いすぎる」「コレクションは、絶対に誰にもさわらせたくない」。これがいつものこととなると、発達障害の傾向がありそうです。

コレクションが趣味。部屋はフィギュアでいっぱいに【ASD傾向】

ASDの傾向がなくても、趣味でコレクションをしている人は多いでしょう。フィギュア、鉄道模型、好きなアーティストのグッズ、カプセルトイ、マンガ、切手、コイン…。あらゆるものがコレクションの対象になります。

コレクション自体が問題なのではありませんが、ASDの人は興味のあることに極端に狭く深くのめり込みがち。ほどほどとか、適当なところでといった、あいまいなことが苦手で、コレクションを始めるとどこまでも集めたくなります。

手にとる用と飾っておく用の2つを必ず買う人もいます。ダブルで増えて、部屋は移動のスペースを確保するのがやっとの状態です。

それでもひとり暮らしなら、なんとかなるかもしれません。けれど、家族が増えるとそうはいきませんね。子ども部屋が必要なのに「コレクション部屋に入るな !」 ともめたり、家計を圧迫したり、暮らしにさまざまな支障が出てきます。

人間関係に難しさを感じやすいので、ものを相手にしているほうが気持ちがラクだということもあるでしょう。人よりものが好きなのを、頭から否定するわけにもいきませんが、家族との妥協ポイントもみつけていきたいものです。

手放せないコレクションは、保管スペースを別に確保

他の人が見ればとるに足らないものでも、本人にとっては価値ある大切なもの。そんなコレクションをあきらめたり、手放したりすることは、なかなかできません。それでも暮らしに支障が出ているのなら、なんとかしなくてはなりません。

現実的な方法は、保管スペースを別に確保することです。お金に余裕があるのなら広い間取りの部屋に引っ越す。そこまでできないのなら、トランクルームを借りる手もあります。

あるいは自宅ではなく、実家に頼んで置かせてもらう。ディスプレイはこの際あきらめて、箱に入れてクローゼットにしまうのもいいでしょう。

全部しまい込むのがイヤなら、厳選したものだけを飾ります。あなたのコレクションで家族が困っているのなら、すべてを自分の思いどおりにするわけにはいきません。そこは妥協が必要なのです。

教えてくれたのは…司馬理英子先生●司馬クリニック院長。医学博士。岡山大学医学部卒。1983年渡米。アメリカで4人の子どもを育てるなか、ADHDについての研鑽を深める。1997年に帰国し、東京都武蔵野市に発達障害の専門クリニックである司馬クリニックを開院。以来、子どもから大人までの治療を行っている。

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