1. トップ
  2. 恋愛
  3. ちゃんと手伝ってるのに…!?定型発達の人にはわからない〈ダメ出しばかりする人〉の理由とは?【もしかして…発達障害!?】

ちゃんと手伝ってるのに…!?定型発達の人にはわからない〈ダメ出しばかりする人〉の理由とは?【もしかして…発達障害!?】

  • 2026.8.12

「夫がたたんだ洗濯物が気になって、必ずたたみ直す」「なぜ私の言うとおり家事ができないか不思議」。これがいつものこととなると、発達障害の傾向がありそうです。

口うるさい妻に疲れ、夫婦関係がギクシャク…

洗濯物を干すときはしっかり伸ばしてパンパンたたく。シャツのたたみ方はこう。A社じゃなくてB社のマヨネーズが好き。暮らしのさまざまな場面でこだわっていることは、誰にでもありますね。

では、ASDの人とそうでない人との違いはなんでしょう? ひとつの基準は、「相手にも、こだわりを押しつけようとするかどうか」です。

例えば、夫がよれよれのまま洗濯物を干したとします。「だらしないんだから」とブツブツ言いながらも、しょうがないわね〜と思える妻ならASDの傾向はなさそうです。

がまんがならなくて、こうしなきゃダメ! と要求するのがASD的な行動です。自分のやり方にこだわるあまり、相手の気持ちにまで思いが至らないことがあるのです。

人間関係がギクシャクしがちなASDの人ですが、実はそれが特に難しいのが家庭でのことです。

会社なら同僚など、お手本になる人がいるし、就業規則もあります。そりが合わない人とは距離をおくこともできるでしょう。しかし、家庭ではそうはいきません。

ささいな衝突が日常の中で避けようもなく積み重なり、やがて深刻な問題になることも多いのです。

ひとつ要求→ひとつあきらめる。お互いの妥協点を見つけましょう

ASDの人にとって、こだわりを手放すのは難しいことですが、こだわりを一方的に押しつけていては、家族が気持ちよく暮らせません。

洗濯物の干し方はあきらめるから、シャツをたたむのは私のやり方でやってほしい―― そんなふうに、お互いに少しずつ歩み寄るしかないのです。

「私は自分のルールに周囲を従わせたがる」と、まずは自覚するのが、最初の一歩です。あなたのこだわりで、パートナーに大きな負担がかかっているかもしれないと考えてみましょう。

子どもがいる場合、両親がいつも言い争うのを聞いていると、つらい思いをしているはずです。

どうしても譲れないこと、とても大事なポイントを話し合うなら、どちらか一方の肩をもたずに話を聞いてくれる親族や友人に間に入ってもらうのもいいと思います。

約束したことは紙に書き出し、目で見てわかるようにしておくと効果的です。

教えてくれたのは…司馬理英子先生●司馬クリニック院長。医学博士。岡山大学医学部卒。1983年渡米。アメリカで4人の子どもを育てるなか、ADHDについての研鑽を深める。1997年に帰国し、東京都武蔵野市に発達障害の専門クリニックである司馬クリニックを開院。以来、子どもから大人までの治療を行っている。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ