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【アートとモード、 7つの肖像】横尾忠則/Chim↑Pom from Smappa!Group/佐藤允/向井山朋子/Keeenue/冨安由真/やんツー

  • 2026.5.14

TADANORI YOKOO × IM MEN

ベスト ¥110,000、シャツ ¥66,000、パンツ ¥77,000 <strong>Im Men </strong>ソックス 本人私物 シューズ スタイリスト私物 Hearst Owned

雑然と積まれた資料や画材には、無秩序という名の秩序が存在するかのよう。自身のアトリエにて、進行中の作品の前でゆったりと構える横尾忠則。ビッグフォルムのパンツとベストのセットアップをすんなりと着こなす。

TADANORI YOKOO
横尾忠則:1936年、兵庫県生まれ。2026年4月30日までドイツのベルリン視覚芸術センターにて「Tadanori Yokoo – Poster Art」展、5月6日まで神戸の横尾忠則現代美術館にて「大横尾辞苑」展が開催されたばかり。近著に『運命まかせ』(新潮新書)など。今秋、イギリスの出版社Thames & Hudsonより500ページの大型作品集『Tadanori Yokoo』 が世界発売される。

Chim↑Pom from Smappa!Group × VALENTINO

ドレス ¥709,500 <strong>Valentino </strong>ピアス ¥238,700、シューズ ¥165,000 <strong>Valentino Garavani </strong>タイツ スタイリスト私物 男性メンバーの衣装はすべて本人私物 Hearst Owned

ヴァレンティノのミニドレスに身を包んだエリイと5人のメンバーを撮影したのは、 「Sukurappu ando Birudo プロジェクト」の一環として高円寺キタコレビルにつくられた《道》の記憶が残る場所。和気あいあいとしたムードのなか、6人のテンションが見事に一致した瞬間を捉えた。

Chim↑Pom from Smappa!Group
チン↑ポム フロム スマッパ!グループ:2005年に東京で結成されたアーティスト・コレクティブ。卯城竜太、林靖高、エリイ、岡田将孝、稲岡求、水野俊紀により活動し、社会へ介入するプロジェクトを通して世界各地で発表を続ける。森美術館やMoMA PS1などで個展を開催し、多くの国際芸術祭にも参加。帰還困難区域内で続く展覧会「Don’t Follow the Wind」をはじめ、自主プロジェクトやスペース運営も展開。〜9/6、金沢21世紀美術館にて開催される「路上、お邪魔ですか?」 に参加。

ATARU SATO × LOUIS VUITTON

ブルゾン ¥682,000、Tシャツ ¥105,600、ショーツ ¥184,800、スニーカー ¥192,500 <strong>Louis Vuitton</strong> リング 本人私物 ソックス スタイリスト私物 Hearst Owned

所属するギャラリー、KOSAKU KANECHIKA 京橋にて、未発表の自画像および男性の肖像画とともに。パフィなブルゾンとルームウエアのようなショーツの対比がプレイフルなセットアップで、自由自在にポーズをとってくれた。

ATARU SATO
佐藤
允:1986年、千葉県生まれ。京都造形芸術大学芸術学部情報デザイン学科先端アートコース卒業。近年の展覧会に「La morsure des termites」(パレ・ド・トーキョー[パリ]、2023)、「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」(東京都現代美術館、2024)など。2026年6月のアート・バーゼルではKOSAKU KANECHIKAから「Statements」セクターに個展形式で参加予定。

TOMOKO MUKAIYAMA × SAINT LAURENT

ブルゾン ¥1,199,000、ブラウス ¥352,000、スカート ¥833,800、シューズ ¥368,500 <strong>Saint Laurent by Anthony Vaccarello</strong> タイツスタイリスト私物 Hearst Owned

2026年3月に『WE ARE THE HOUSE:パフォーマンス』ツアーに先駆け世界初演した京都芸術センターの講堂にて撮影。向井山の象徴ともいえるピアノと、構築的なサンローランの服のフォルムが混然一体となる。

TOMOKO MUKAIYAMA
向井山朋子:
1963年、和歌山県生まれ。アムステルダム在住。ピアニスト/アーティストとして活動し、世界各地で音楽、映像、パフォーマンス、インスタレーションを横断する表現を展開。美術館や舞台芸術の領域で作品を発表し、ピアニストとしてはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団や、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団らと共演している。今年1〜3月、アーツ前橋で大規模な個展「Act of Fire」を開催。

KEEENUE × DIOR

シャツ ¥370,000、スカート ¥410,000 (ともに参考価格) <strong>Dior</strong> Hearst Owned

豊かな色彩と自由な筆致による、アイコニックな作品を壁にかけた自身のアトリエにて。身にまとうのは、ジョナサン・アンダーソンのデビューコレクションであるディオールのシャツとスカート。華やかな花モチーフがカラフルな作品群とリンクする。

Keeenue
キーニュ:
1992年、神奈川県生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。これまでアメリカ、台湾、イギリス、オーストラリア、香港などで作品を発表。また、ナイキやメタなどブランドとのコラボレーションでも注目を集める。近年の主な個展に「Color Outside the Lines」(PARCO MUSEUM TOKYO、2025)。また、今年4月まで神宮前のHARUKA ITO by ISLANDにて個展「Ebb」を開催したばかり。

YUMA TOMIYASU × BALENCIAGA

シャツ ¥217,800、パンツ ¥632,500、パンプス ¥177,100(すべて予定価格) <strong>Balenciaga</strong> Hearst Owned

古い食器棚や電気スタンド、テーブルとその上に並べた皿、そして同じ構図を捉えた皿の絵画。スタジオにインスタレーション作品を再現してくれた冨安由真は、バレンシアガのブラックスタイルで、まるで作品の一部のように空間に溶け込む。

YUMA TOMIYASU
冨安由真:
1983年、広島県生まれ。ロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アーツファインアート専攻修了。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻修了、博士号取得。主な個展に「影にのぞむ」(原爆の図丸木美術館、2023)など。国際芸術祭「あいち2025」など国際展にて数多く発表。女子美術大学芸術学部美術学科洋画専攻特任准教授。現実と不可視の境界を探る絵画やインスタレーションを発表し続けている。

YANG02 × PRADA

ジャケット ¥1,320,000、シューズ ¥187,000(ともに予定価格)<strong>Prada </strong>Tシャツ、パンツ、ベルト本人私物 Hearst Owned

今年2〜4月、東京・八重洲のアートスペースBUGにて開催された個展「浮遊する器官」 の会場にて。「A CHANGE OF TONE」をテーマに掲げたプラダの春夏コレクションを、普段とは異なるムードでありながらも違和感なく着こなす。

yang02
やんツー:
1984年、神奈川県生まれ。多摩美術大学大学院デザイン専攻情報デザイン研究領域修了。近年の主な展覧会に「瀬戸内国際芸術祭2025」(平賀源内記念館[香川])、「Random Access Project 4.0」(ナム・ジュン・パイクアートセンター[韓国・龍仁]、2025)など。第21回文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞受賞。テクノロジーの利便性の背後に潜む政治性や特権性、暴力を問い、技術と社会の関係をテーマに制作を行う。

Hair: YUSUKE MORIOKA at CALLING.INC(横尾忠則、Chim↑Pom from Smappa!Group) Makeup: NOBUKO MAEKAWA at PERLE MANAGEMENT(Chim↑Pom from Smappa!Group) Hair & Makeup: TAKAE KAMIKAWA at MOD’S HAIR (佐藤允、Keeenue、冨安由真、やんツー) Realization: KAYORI MORITA

From Harper's BAZAAR art no.5

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