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「さつまいも」は輪切りにして冷凍庫へ!超便利な保存テクを八百屋が直伝

  • 2026.10.10

八百屋歴15年の野菜のプロ・青髪のテツさんに、おいしい野菜の選び方やおすすめの食べ方を教わるフーディストノート公式連載。今回ご紹介いただくのは、今が食べごろの「さつまいも」についてです。選び方や保存方法、豆知識なども教えていただきました♪

目次

こんにちは。

八百屋歴15年の青髪のテツです。

今回は「さつまいも」についてご紹介していきます。

焼きいもや大学いも、さつまいもご飯など、秋になると食べたくなりますよね。

ただ、「思っていた食感と違った」「買っておいたものを傷ませてしまった」という経験がある方もいるのではないでしょうか。

じつは、さつまいもの品種選びや保存方法を少し意識すると、よりおいしく楽しめます。

それでは、選び方からご紹介していきます。

おいしいさつまいもの選び方

おいしいさつまいもを選ぶときは、次のポイントを確認してください。

・皮にハリがあり、しわが目立たないもの

・深い傷や、傷んでやわらかくなった部分がないもの

・同じくらいの大きさなら、ずっしりと重みがあるもの

これらの特徴に当てはまるものを選んでみてくださいね。

そして、あわせて見てほしいのが「品種名」です。

例えば、しっとり・ねっとりした食感が好きなら「紅はるか」「安納芋」「シルクスイート」、ほくほくした食感が好きなら「紅あずま」「鳴門金時」などがおすすめです。

同じ品種でも貯蔵期間や加熱方法で食感は変わりますが、好みの品種を覚えておくと買い物がしやすくなりますよ。

食べたときに「おいしい!」と思ったら、袋や値札の品種名をチェックしてみてくださいね。

さつまいもの保存方法

ここからは、さつまいもの保存方法についてご紹介していきます。

まるごと1本を保存するとき

さつまいもの保存に適した温度は13〜15℃程度。寒さに弱いため、そのまま冷蔵庫に入れるのはおすすめしません。

買ってきたら洗わず、1本ずつ新聞紙やキッチンペーパーで包み、風通しのよい冷暗所に置いてください。

土付きのものも、洗うのは調理する直前で大丈夫です。

ただし、暖房の近くや直射日光が当たる場所、冬に冷え込みすぎる場所に置くのは避けましょう。

家庭では温度や湿度が変化しやすいため、ときどき状態を確認し、長く置きすぎずに使い切るのがおすすめです。

切ったものを保存するとき

切ってあるさつまいもは、切り口をラップでぴったり包み、野菜室に入れて保存します。

切ったものを常温で保存したり、長期間保存したりするのは避けましょう。できれば翌日〜2日以内を目安に使いきってくださいね。

すぐに使う予定がなければ、冷凍保存がおすすめですよ。

冷凍保存もOK!

じつは、さつまいもは冷凍保存もOKなんです。

生のまま冷凍する場合は、以下の手順で保存してください。

1. よく洗って輪切りやいちょう切りにする

2. 水にさらす

3. 水気をしっかり拭き取る

4. 冷凍用保存袋に重ならないように入れて、空気を抜く

5. 冷凍庫へ入れる

使うときは凍ったまま、煮物やみそ汁などに加えてください。保存期間は1か月が目安です。

ちなみに、焼きいもも冷凍できます。

粗熱を取ったら食べきれる大きさに分けてラップで包み、冷凍用保存袋へ入れて冷凍庫へ。

冷凍した焼きいもも、1か月を目安に食べきりましょう。

食感は変わりますが、電子レンジで温め直せば、おやつとして楽しめますよ。

さつまいもの豆知識

さつまいもは、「掘りたてのものが一番甘くておいしい」とは限りません。

収穫後に適切な温度や湿度で貯蔵すると、でんぷんの一部が糖に変わり、甘みが増していきます。

売り場で見かける「熟成」という言葉は、こうした貯蔵による変化を指していることがあります。

ただし、買ってきたものを家で長く放置すれば、必ずおいしくなるわけではありません。

すでに貯蔵されて出荷されたものもありますし、保存環境によっては傷んでしまいます。

また、掘りたてには掘りたての風味があります。

「新物」と「熟成したもの」の違いを楽しむのも、さつまいものおもしろいところですね。

おすすめのさつまいもの食べ方

今回は、おかずにもおやつにもなる「さつまいもとれんこんの甘辛ごま炒め」をご紹介します。

調理時間

約15分

分量

2人分

材料

  • さつまいも…200g
  • れんこん…150g
  • 白いりごま…大さじ1
  • 片栗粉…大さじ1
  • サラダ油…大さじ2
  • A しょうゆ…大さじ1
  • A みりん…大さじ1
  • A 砂糖…大さじ1
  • A 酢…小さじ1

作り方

1. さつまいもは皮付きのまま1cm厚さの半月切りにし、水に5分ほどさらす。れんこんは皮をむいて5mm厚さの半月切りにする。

2. さつまいもの水気を切って耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で3分ほど加熱する。

3. さつまいもとれんこんの水気を拭き、片栗粉を薄くまぶす。

4. フライパンにサラダ油を熱し、中火で両面を焼く。焼き色が付き、さつまいもに竹串がすっと通るまで火を通す。

5. フライパンに余分な油があれば拭き取り、Aを混ぜて加える。弱めの中火で全体にからめ、照りが出たら白いりごまを加えて混ぜ、器に盛る。

甘辛い味付けなので、おかずにもなりますし、小腹が空いたときのおやつにもなりますよ。お酒のおつまみにもおすすめです。

最近の野菜トピック

この季節は、いも掘りやおすそ分けなどで、さつまいもが一度にたくさん手に入ることもありますよね。

まとめて洗っておきたくなりますが、保存する分は洗わずに置いてください。

また、深い傷があるものは長期保存せず、先に使いましょう。

手元のさつまいもは状態を確認して「先に食べるもの」と「保存するもの」に分けておくと、無駄なく楽しめますよ。

また次回の連載で!最後まで読んでいただきありがとうございました。

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