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「お金がないから、弁当代くらい送ってくれない?」義母に頼まれた妻。1週間後、電話で聞かされた話に戸惑ったワケ

  • 2026.9.8

帰省するときは、食べるものを持っていった

夫の実家へ帰るときは、いつも食べるものをこちらで用意していた。

米やレトルトのご飯、日持ちのするおかず、果物。

義母から「うちはお金がないから」と聞くことが多く、向こうに負担をかけないようにしようと思っているうちに、それがいつもの形になっていた。

外で食事をすることになれば、私たちが支払うことも多かった。

孫の誕生日に何かをもらうことはなかったが、義父と義母の誕生日には、こちらから贈り物をしていた。

「今年は何がいいですか」

そう聞いても、義母から返ってくるのは決まって似たような言葉だった。

「なんでもいいのよ」

何度も聞いているうちに、私は義父母の暮らしにはかなり余裕がないのだと思うようになっていた。

「弁当代くらい送ってくれない?」

ある日、夫の携帯に義母から電話がかかってきた。

しばらく話していた夫が、少し困ったような顔をした。

「お金がないから、弁当代くらい送ってくれない?」

そんなお願いだった。

夫は必要な額を確認すると、「わかった」と答え、その日のうちに頼まれた分を送った。

私は特に反対しなかった。本当に日々の食事にも困るほどなのだろうと思ったからだ。

次に帰省するときは、持っていく食料を少し増やしたほうがいいのかもしれない。そんなことまで考えていた。

一週間後、今度は弾んだ声だった

ところが、それから一週間ほどたったころ、再び義母から電話があった。

今度は、前回とは違って声が弾んでいた。

「家が売れそうなのよ」

以前から売りに出していた家に、買い手がつきそうなのだという。

さらに義母は嬉しそうに続けた。

「次に買うところも、もう決まってるの」

途中で電話を代わった私は、どう返事をすればいいのか分からなかった。

もちろん、家が売れるからといって、すぐ自由に使えるお金が増えるとは限らない。

次の住まいにもお金はかかるだろうし、私たちには義父母の詳しい家計事情までは分からない。

それでも、一週間前に弁当代の送金を頼まれたばかりだったので、私は少し戸惑った。

電話を切ったあと、夫も首をかしげた。

「どのくらい困ってるのか、よくわからないね」

「うん。私たちも勝手に想像してたのかも」

そこで初めて気づいた。

私は「お金がない」と聞くたびに、本当にこちらが助けなければならない状況なのだと受け取っていた。でも、実際の事情をきちんと確認したことはなかった。

それ以来、義母から「お金がない」と言われても、すぐに何かを送ろうとは考えなくなった。

必要なものがあるなら、何に必要なのか、どのくらいなのかを聞いてから考える。

家族だからこそ、勝手に事情を想像するのではなく、できることとできないことをその都度決めればいい。今はそう思っている。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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