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「ここからは私のやり方で」と伝えた私、半年続いた同僚の指摘が「引き継ぎ」だと知った日

  • 2026.9.4
ハウコレ

頼んでいない指摘が、半年近く続いていました。私はとうとう「ここからは私のやり方でやらせてください」と送ります。すると同僚から返ってきたのは、今までのメッセージの意味を初めて知る言葉でした。

2人だけのチャットには、業務が終わったあとになると同僚からメッセージが届きました。

担当が替わった日から

私は1階の窓口で事務をしています。備品と消耗品の管理は、2階で働く同僚から半年前に引き継ぎました。

渡されたのは薄い引き継ぎ書が1冊だけ。対面での説明はほとんどないまま、私が担当することになりました。

ところが、その後から同僚の個別メッセージが届くようになりました。

「棚の3段目には軽い物だけ置いてください」

最初に読んだとき、私は昼間の作業を思い出しました。その日、3段目に重いファイルを移したばかりだったからです。

見られていたのだと思いました。

頼んでいない指摘

それからも、メッセージは1件ずつ届きました。

「ラベルの注文は在庫が2つ残っているうちにお願いします」

書かれている内容は間違っていません。実際、役に立つこともありました。

それでも、新しく担当になった私の仕事を確認して、間違いを見つけるたびに直されているように感じました。

私は毎回、

「大丈夫です。ありがとうございます」

とだけ返しました。

同じ職場にいるのに、廊下で会えば同僚は会釈をして通り過ぎていきます。

直接話すことはないのに、仕事についての連絡だけがチャットに増えていく。

私はだんだん、信用されていないのではないかと思うようになりました。

返信する前に別の言葉を書いては消すことが増えたのも、そのころです。

とうとう伝えた私の気持ち

その日も、同僚から連絡が届きました。

内容を読んだあと、私は何度も書いては消してきた言葉を送りました。

「ここからは私のやり方でやらせてください」

少しして、同僚から返事が来ました。

「わかりました。引き継ぎで、まだ伝えていないことがありました」

私は「引き継ぎ」という言葉を見て、これまで届いたメッセージを思い返しました。

私には、仕事のやり方を細かく指摘されているように見えていました。

でも同僚は、半年前に渡しきれなかった内容を、後から伝えているつもりだったようです。

それなら最初に「引き継ぎの続き」と言ってくれればよかったのに、という気持ちも残りました。

そして...

数日後、私は同僚へ、

「まだ伝えていないこと、まとめて聞かせてください」

と送りました。

今度は1件ずつメッセージをもらうのではなく、一度に確認することにしました。

最初に教えてもらった棚のことも思い出し、3段目に置いていた重いファイルを下へ移しました。

役に立つ内容があったことと、半年間ずっと指摘されているようで嫌だったことは、私の中ではどちらも本当です。

残っている引き継ぎを聞いたあとは、備品管理については私に任せてもらおうと思っています。

(20代女性・一般事務)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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