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「今日で退職します。ありがとうございました」退職最終日に姿を見せなかった社員。その後、グループチャットに届いたメッセージに全員沈黙

  • 2026.9.24
「今日で退職します。ありがとうございました」退職最終日に姿を見せなかった社員。その後、グループチャットに届いたメッセージに全員沈黙

後輩に抜かれて退職を決めた彼

私の職場には、業務連絡用のグループチャットがあります。

朝礼での共有事項や、急な予定変更などを伝えるための便利なツール。

いつしか、退職する人が最後の挨拶を送るのが暗黙のルールになっていました。

長文の熱いメッセージに、スタンプやねぎらいの言葉を返し合う温かいやり取り。

しかし、ある男性社員が辞めた時は、少し事情が違ったのです。

彼は、普段から周囲とのコミュニケーションを避けるタイプでした。

「先輩、ここのデータ確認してもらえますか?」

「……そこに置いておいて」

後輩が話しかけても、目も合わせずにパソコンに向かったまま。

協調性が皆無な彼は、当然ながら評価も上がらず、ついに後輩に昇進を越されてしまったのです。

それがプライドを酷く傷つけたのでしょう。

彼はある日、逃げるように退職を発表しました。

最終日に届いたたった二行の通知

いよいよ迎えた彼の最終出勤日。

朝礼で一言くらいは挨拶があるだろうと待ち構えていた私たちの耳に、上司から呆れたような声が響きました。

「〇〇さんですが、今日は休みだそうです。このまま退職となります」

フロアに広がる、気まずい沈黙。

周囲への挨拶も、まともな引き継ぎもないまま去っていくなんて。

モヤモヤした空気が漂う中、デスクに置かれた全員のスマホの画面が次々と明るくなりました。

グループチャットの通知です。

画面を開くと、彼からの退職報告が届いていました。

『今日で退職します。ありがとうございました』

たったそれだけ。スタンプも、誰かへの労いの言葉も一切なし。

『お疲れ様でした』

『今までありがとうございました』

気を遣った数名が無難なメッセージを返信しましたが、その後一切の反応はありませんでした。

「えっ、本当にこれで終わり…?」

思わず隣の同僚と顔を見合わせてしまいました。

もちろん、退職時の挨拶なんて個人の自由。

でも、あまりにも彼らしい、不器用で冷たい去り際。

これで次の職場でうまくやっていけるのだろうかと、今後が心配になってしまった出来事です。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

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