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返事のない元カノに、俺はメッセージを送り続けた→「生きてる?笑」と打った指が、最後の一線を越えていた

  • 2026.8.23
ハウコレ

軽い連絡なら、拒まれたことにはならない。そう思いながら、俺は返事のない相手に言葉を送り続けていました。沈黙の意味に気づいたのは、すべてが終わったあとでした。

送ったメッセージの横に既読の表示がつくのを、俺は日に何度も確かめるようになっていました。

別れたあとに送った「元気にしてる?」

半年付き合った彼女と別れて、数か月がたったころでした。別れを切り出したのは彼女からで、俺は理由をきちんと聞かないまま、引き止めもせずにその場を終わらせていました。困らせたくなかったと言えば聞こえはいいですが、実際は、真剣な話になるのが怖かっただけでした。

ふと思い出して、「元気にしてる?」と送りました。短い返事が来て、それだけで気持ちが軽くなったのを覚えています。彼女の返事に続きを促す言葉はありませんでしたが、俺は続けてよい合図だと都合よく受け取りました。

返事が減っても、やめられなかった

俺からのメッセージは、気づけば増えていました。仕事の愚痴、共通の友人の話、昔二人で行った店の写真。返事が遅いと「忙しい?」と重ねたこともあります。読み返すと、どれも返事を必要としない独り言のような文面でした。

それでも送っている間だけは、まだつながっている気がしていました。やがて既読すらつかなくなりましたが、俺は送るのをやめませんでした。やり直したいと正面から伝えて、断られるのが怖かったからです。

用件のない軽い連絡なら、拒まれたことにはならない。そう考えて、返事のない画面に言葉を投げ続けました。

「生きてる?笑」と打った指

未読のまま数週間がたったころ、俺は「生きてる?笑」と打って送りました。冗談めかせば、呆れながらでも返してくれる気がしたからです。送った直後から、選んだ言葉の軽さが引っかかっていました。

それきり、いくら待っても既読はつきませんでした。ブロックされたのかもしれないと思い当たり、仕方ないと認めるまでに、また数日かかりました。返事が途絶えた時点で、彼女が距離を置きたがっている可能性を考えるべきでした。俺はそれを無視して、最後は笑いの記号で相手を突いたのです。

そして...

彼女の連絡先は、自分の手で消しました。共通の友人に近況を聞くことも、やめました。今も誰かの返事が遅いと、続けて送りたくなる癖が顔を出します。そのたびに、あの返事のない画面を思い出して、送信の前に指を止めるようにしています。沈黙も返事のひとつだと、遅れて学んでいるところです。

(20代男性・営業職)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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