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「あれ?さっきの家族だよね」旅館で夕食を2回食べようとした家族。だが、旅館の責任者が返した正論

  • 2026.10.4
「あれ?さっきの家族だよね」旅館で夕食を2回食べようとした家族。だが、旅館の責任者が返した正論

17時の夕食で隣にいた4人家族

夫と3歳の娘と温泉旅館に泊まったときのことです。

夕食はバイキング形式で、17時、18時半、20時の3回に分かれていました。会場の入口でチケットを渡して入る仕組みです。

娘が眠くなる前に食べ終えたかった私たちは、17時の回を選びました。

通路をはさんだ隣のテーブルには、40代くらいの両親と、小学校高学年くらいの男の子2人の4人家族が座っていました。

18時ごろ、私たちが食事を終えて席を立ったときも、その家族はまだ料理を取りに行っていました。

私たちは会場の真向かいにある遊び場へ移り、娘を遊ばせることにしました。

しばらくすると、隣にいた家族も会場から出てきました。

男の子の1人が「もうお腹いっぱい」と言っているのが聞こえ、ずいぶん食べたんだな、と思ったのを覚えています。

18時半の列に、さっきの家族がいた

18時半が近づくと、次の回を待つ人たちが夕食会場の前に並び始めました。

何気なく列を見ると、さっきまで隣で食事をしていた4人家族が、その中にいました。

夫も気づいたようで、小さな声で言いました。

「あれ?さっきの家族だよね」

「うん。17時の回にいたよね…」

遊び場は会場の入口の真向かいにあったため、家族の順番になると受付での会話も聞こえてきました。

父親が若いスタッフに声をかけます。

「すみません。チケットをなくしてしまったんですけど。4人です」

スタッフは少し戸惑った様子で、父親に確認しました。

「お部屋番号を教えていただけますか?」

父親が番号を答えると、スタッフは手もとの表を確認しました。

少しして、会場の奥から50代くらいの女性の責任者がやってきました。

責任者も部屋番号を確認すると、父親に穏やかな口調で伝えました。

「こちらのお部屋のお客様は、17時の回ですでに4名様ともご利用になっています」

父親は少し間を置いてから言いました。

「え、でもバイキングですよね?もう入れないんですか?」

責任者は表を置き、落ち着いた声で答えました。

「はい。バイキングですが、ご夕食のご利用はお一人様1泊につき1回となっております」

父親はそれ以上何も言わず、後ろを振り返りました。

すると男の子の1人が、母親のそばで小さく言いました。

「もうお腹いっぱいだし、部屋に戻ろうよ」

母親が父親のそでを軽く引き、4人はそのまま列を離れていきました。

責任者は次に並んでいた客へ向き直り、頭を下げました。

「お待たせいたしました」

食べ放題とはいっても、同じ夕食を何度でも利用できるわけではありません。責任者が感情的にならず、利用状況を確認して淡々と説明する姿が印象に残った出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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