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「私とのトーク履歴で一番古いメッセージ見せて」と彼に送ったら→「ちょっと待って」の後に届いたスクショに固まった

  • 2026.5.10
ハウコレ

何気ない夜に送った一言が、知らなかった4年間の輪郭をなぞることになりました。

軽い気持ちで送った一言

休日の昼下がり、ソファで雑誌をめくっていたとき、ふと懐かしい気持ちが湧き上がりました。彼と付き合って2年。最初に交わしたメッセージって何だったかな。きっと「今日ありがとう」みたいな、ありきたりな挨拶だったはず。機種変した際にデータが無くなってしまい、私からは確認できません。確かめてみたくなって、別の部屋にいる彼に「私とのトーク履歴で一番古いメッセージ見せて」と送りました。

30秒の沈黙

届いた画像を開いて、画面の隅に表示された日付を見たときに、最初の違和感が訪れました。今から4年前。私たちが付き合いはじめたのは2年前のはずです。何かのバグかと思い、何度も確認しましたが、日付は変わりません。彼との出会いは、共通の友人の誕生日会でした。それは2年前の春の話で、それ以前に彼を知っていたという記憶はないのです。

知らない私のメッセージ

スクショの中に、確かに私のアカウントから送られたメッセージがありました。「ありがとう!でも今ちょっと忙しくて、落ち着いたらまた連絡します」。読んだ瞬間、胸の奥がきゅっと縮みました。記憶を辿り、ようやく思い出しました。4年前、別の友人の引っ越し祝いで一度だけ顔を合わせた人。連絡先を交換しただけで、その後特にやりとりもなく、いつのまにかこちらから返信しなくなった人がいたのです。彼は、その人だったのかもしれません。当時の私は、目の前にいる彼と4年前のその人を、結びつけることができませんでした。

そして...

スマホを置いて、ベランダに出ました。風が冷たくて、両手で腕をさすりました。彼が「ちょっと待って」と返した30秒。あれは、何を考えていた30秒だったのでしょうか。送るかどうか迷っていたのか、それとも、ようやくこの瞬間が来たと感じていたのか。

2年前、彼に「初めまして」と挨拶した自分の声を思い出します。あのとき彼は、何を思って笑顔を返したのか。聞きたいことが次から次へと浮かび、けれどどれも怖くて口に出せそうにありません。私の知らなかった2年間が、急に重さを持ち始めた気がしました。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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