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「別れたいってこと?」を繰り返す彼へ、私が返した最後の一言

  • 2026.8.22
ハウコレ

言い返す代わりに送ったのは、たった1通の返事でした。数分後から鳴り始めた通話に出ないまま、私は湯船に湯をためました。

不満を伝えた画面に返ってきたのは、また同じ「別れたいってこと?」の一言でした。

口癖になっていた「別れたいってこと?」

付き合って1年になる彼氏とは、連絡も通話も同じメッセージアプリを使っていました。私が不満を口にするたび、彼は決まって「別れたいってこと?」と返してきます。私が「そういうことじゃないんだけど」と答えると、「じゃあそのままでいいよね」と続けて、話はいつもそこで終わりました。遅刻のことだけでなく、連絡の頻度や約束の変更についても同じでした。友人からは、それは話し合いになっていないよと言われたこともあります。改善を求めた側の私が、なぜか引き下がる形になるのです。その繰り返しが続いていました。

15分の遅刻と、いつもの返事

その日のデートでも、彼は改札に15分遅れて現れました。駅の柱にもたれて彼を待つ時間が、私は少しずつ嫌になっていました。約束していた映画は途中から観ることになりましたが、彼はそのことに触れませんでした。帰り道では言い出せず、家に着いてからメッセージを打ちました。「デートのたびに15分くらい遅れてくるの、そろそろやめてほしい」返ってきたのは、やはり「別れたいってこと?」でした。画面を見て、今回は「そういうことじゃないんだけど」と打つ気になれませんでした。

「そういうこと。じゃあね」

私は「そういうこと。じゃあね」とだけ返して、アプリを閉じました。同じ問いに付き合うのをやめたら、この関係がどうなるのか。送る直前まで迷いはありました。それでも、もう同じ問いに合わせて引き下がるつもりはありませんでした。数分後、同じアプリに彼からの着信が入りました。一度切れても、すぐにまた鳴ります。着信の通知は、その日のうちに20件を超えました。合間に届いたメッセージは、開かないままにしました。私は画面を伏せて、先に湯船に湯をためました。

そして...

翌日も着信は続きましたが、私は一度も出ませんでした。数日後、彼から長い謝罪のメッセージが1通届きました。読み終えても、返信したい気持ちは戻ってきませんでした。私はそのまま返事をせず、この関係を終わりにしました。待ち合わせで誰かを待つとき、私はもう駅の柱にもたれていません。

(20代女性・販売員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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