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子どもの風邪には注意が必要?気をつけたい症状についてクリニック院長安達先生にお伺いしました

  • 2026.5.18

溶連菌感染症ってどんな病気?風邪と似ているというけれど、見分け方はある?治療中に気を付けたほうがいいことは?そんな疑問について、泉佐野あだちクリニック院長の安達晋吾先生にお答えいただきました。

ママ広場

お子さんが「のどが痛い」「熱が出た」と言うと、「風邪かな?」と考える方が多いですよね。
でも中には、風邪とは少し違う「溶連菌感染症」という病気が隠れていることがあります。
「聞いたことはあるけど、よく知らない」
そんな保護者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、子どもに多い溶連菌感染症について、できるだけわかりやすくお伝えします。

溶連菌感染症ってどんな病気?

溶連菌感染症は、「溶血性連鎖球菌(ようけつせいれんさきゅうきん)」という細菌による感染症です。名前は難しいですが、簡単にいうと「のどにばい菌がついて炎症を起こす病気」です。
特に3歳〜学童期のお子さんに多いのが特徴です。
また、「猩紅熱(しょうこうねつ)」と呼ばれることもあり、これは体に発疹(ぶつぶつ)が出るタイプを指します。

どんな症状が出るの?

よく見られる症状は次のようなものです。
・突然の発熱
・のどの強い痛み
・赤く腫れたのど
・いちごのようにブツブツした舌(いちご舌)
・体や首まわりの細かい発疹
・首のリンパの腫れ
「のどがすごく痛い」と訴えることが多いのも特徴です。
一方で、咳や鼻水はあまり目立たないことが多く、ここが風邪との違いになります。

風邪とどう違うの?

風邪と溶連菌感染症は、最初は似ていることもありますが、いくつか見分けるポイントがあります。
○溶連菌は「のどの痛みが強い」
○咳や鼻水は少なめ
○発疹が出ることがある
○急に高い熱が出ることが多い
また、診察では医師がのどの様子を確認します。
のどが赤く強く腫れていたり、扁桃(へんとう)に白い膿のようなものが付いている場合は、溶連菌を疑う手がかりになります。
ただし、これだけで完全に見分けるのは難しいため、最終的には医療機関での検査が大切です。
病院では、のどを綿棒でぬぐう「迅速検査」を行い、10分程度で結果がわかることが多いです。

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いつ流行するの?感染の仕方は?

溶連菌は冬〜春に多いといわれていますが、実は1年を通して見られます。保育園や学校など、集団生活の中で広がりやすいのも特徴です。
感染は主に「飛沫感染」といって、
●咳やくしゃみ
●近い距離での会話
などでうつります。
兄弟や家族内で広がることもあるため、注意が必要です。

治療はどうするの?

溶連菌感染症は抗生物質(細菌をやっつける薬)で治療します。ここで大切なのは、「症状が良くなっても、途中で薬をやめないこと」です。
溶連菌は、しっかり治しきらないと
◆リウマチ熱
◆腎炎(じんえん)
といった合併症につながることが、まれにあります。
「元気になったからもういいかな」と思っても、処方された分は最後まで飲み切ることが大切です。

おうちでできる予防は?

特別な予防法はありませんが、基本がとても大切です。
◎手洗いをしっかりする
◎タオルの共用を避ける
◎体調が悪いときは無理に登園・登校しない
これらは風邪予防と同じですが、実はとても効果的です。

かかったときの登園・登校は?

一般的には、抗生物質を飲み始めて24時間以上経ち、熱が下がっていれば登園・登校可能とされています。ただし、園や学校のルールもあるため、確認しておくと安心です。

最後に:少し安心していただくために

溶連菌感染症は、きちんと診断して治療すれば、しっかり治る病気です。「風邪と違うのかな?」と感じたときに、少しだけ思い出していただければ、それで十分です。
迷ったときは、遠慮せず医療機関に相談してください。お子さんの「いつもと違う」に気づけるのは、毎日そばにいるご家族です。
今日もどうか、無理をしすぎずに。少しでも安心して子育てができるお手伝いになればうれしいです。

※文章の校正に生成AIを使用しています。

執筆者

プロフィールイメージ
安達晋吾
安達晋吾

泉佐野あだちクリニック内科・小児科・アレルギー科 院長の安達晋吾(あだちしんご)です。
小児科医として新生児から子どもたちの診療に携わり、救急医として大人の診療にも長く関わってきました。
これまでの経験を活かし、年齢や症状を問わず、地域の皆さまの身近なかかりつけ医でありたいと考えています。
当院の使命は「医療を通じて地域の皆様の生命・生活・人生に寄り添い、安心して暮らせる街づくりに貢献する」ことです。
通院診療と訪問診療の両方に対応し、体の不調だけでなく、心配や不安も気軽に相談できる、あたたかく安心できるクリニックを目指しています。

泉佐野あだちクリニック

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