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食の注目都市、アデレード郊外の人気シェフが伝授する絶対おいしい夏レシピ3選

  • 2026.5.7
YUMIKO TAKAYAMA

世界のフーディーが南オーストラリアに注目している。なかでもぜひ訪れてほしいのが州都アデレードにほど近い、地元の美味を知り尽くしたレストラン「Salopian Inn(サロピアン・イン)」だ。世界を飛び回るフードエディター、高山裕美子さんが「サロピアン・イン」の女性シェフ、カリーナ・アームストロング シェフにインタビュー。そして「エル・グルメ デジタル」のためにハーブをたっぷり使った爽やかなレシピを教えてもらった。

Getty Images

シドニーだけじゃない! オーストラリアの知られざる美食の街

南オーストラリアの州都アデレードは、豊かな芸術と文化、美しい自然、そして海に面した美食の街として知られている。アデレード空港から市内は車で約20分、街の中心にはボタニカルガーデンや大学、美術館、中央市場などが徒歩圏内に位置。南オーストラリアは世界水準ワイン産地の宝庫で、バロッサ・バレーのような有名ワイン産地へのアクセスも車で1時間前後と気軽に立ち寄れるのも魅力だ。

YUMIKO TAKAYAMA

地元の食材を知り尽くした、実力派シェフのチャーミングなレストラン

約80ものワイナリーがあるマクラーレン・ベールもそんなワイン産地のひとつ。南オーストラリアの魅力的な食をぞんぶんに体験したいなら、ぜひ足を運んでほしいのが「サロピアン・イン」。

1851年築の邸宅を改装したアットホームなレストランの厨房で舵をとるのは、地元出身でシドニーやビクトリア州の有名店で研鑽を積んできた女性オーナーシェフ、カリーナ・アームストロングだ。

オーストラリアで最も刺激的なフードフェスティバルのひとつ、南オーストラリアの「テイスティング・オーストラリア」のディレクターを4年間担当し、地元の食材や生産者についての豊富な知識とネットワークは右に出る者がいないほど。

放牧飼育された地元産の牛肉と羊肉、放し飼いの鶏肉と豚肉、そして倫理的に調達された南オーストラリア産の魚介類を使用し、野菜やフルーツ、ハーブ類は自家のオーガニック菜園からとれたてのものを使っている。

YUMIKO TAKAYAMA

移民文化もリスペクト。多様なメニューに注目

オーストラリアらしい、中華や韓国料理、ギリシャ料理など、さまざまな移民のルーツをちりばめたクリエイティブな料理を提供しており、シドニーのモダンチャイニーズ料理の有名シェフ、カイリー・クウォンのもとで働いていた経験が生かされた、天然海老と鯉、パクチー入りの自家製餃子は店の看板料理だ(写真上/26AUドル)。料理に鯉を使うのはオーストラリアでも珍しい。

またチリオイルと花椒がスパイシーな赤カンガルー肉のサテ(写真下/10AUドル)も人気で、地元産ワインの厳選コレクションからおすすめを聞いて合わせてみても?

YUMIKO TAKAYAMA

「南オーストラリアは食の視点から見ても本当に恵まれた場所。食材やワインのクオリティが高く、実力のあるシェフのレストランもたくさんあります。シドニーやメルボルンのように人が多くなくて、どこに行っても穏やかな雰囲気。なにより自然がすぐそばにあるのがいいんです」とカリーナ(写真)。

そんな彼女に、誰もが「おいしい!」と叫んでしまいそうな、「サロピアン・イン」流の簡単レシピ3品を教えてもらった。

YUMIKO TAKAYAMA

「海老のグリーンバターソース炒め」

天然海老が豊富な南オーストラリアならではのメニュー。爽やかなハーブたっぷりのバターしょうゆ味で、ピリリとしたチリパウダーとカレーリーフの香りがアクセントに。海老の代わりに貝類でもおいしい。

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「ハーブ塩のフライドポテト サロピアン・イン風」

ザクザクホックリな揚げたてフライドポテトに万能ハーブ塩をまぶし、ハーブペーストをかけた一品。好みでハード系チーズを好きなだけトッピングして。余ったハーブ塩は肉や魚、野菜をグリルするときなどに使っても。

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「ホイップドハニーチーズケーキ いちじくのキャラメルコンポート添え」

材料も工程もミニマルなのに濃厚な味わいのチーズケーキ。既製品のショートブレッドを加えることでザクザク食感をプラス。ビターなカラメルが赤ワインなどとも相性ぴったり。

ハーブソースやペーストのハーブの割合は自分の好みで調整して、オリジナルソースを作ってみても。夏の食卓が華やぐこと間違いなし!

YUMIKO TAKAYAMA

The Salopian Inn

住所/5 McMurtrie Rd, McLaren Vale, South Australia 5171
電話番号/+61 8 8323 8769
インスタグラム/@salopianinn

Special Thanks
Tourism Australia
South Australian Tourism Commission

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