1. トップ
  2. レシピ
  3. 【韓国伝統料理】本場の味を自宅で手軽に再現!「白身魚と野菜の卵のジョン」と「菜の花と桜えびのナムル」の作り方【李家の日々ごはん】

【韓国伝統料理】本場の味を自宅で手軽に再現!「白身魚と野菜の卵のジョン」と「菜の花と桜えびのナムル」の作り方【李家の日々ごはん】

  • 2026.4.30

毎日食べたくなる、季節に寄り添ったごはんを、「薬食同源(食べることは心と体を育む)」の考え方をもとに料理を提案する、料理家の李映林さん、コウ静子さん親子に教えてもらいました。
今回は、「白身魚と野菜の卵のジョン」のレシピをご紹介します!

大切な人を想い、丁寧に作る特別な料理

「法事を行う際に必ず作っている料理が〝ジョン〟です。韓国では親戚が集まり、みんなで料理を作るのですが、ジョンは子どもが担当することが多く、最初に覚える料理とも言われています。今回はフライパンで焼く方法を紹介していますが、温度が一定に保てるホットプレートで作るのもおすすめです。
 
ジョンにはいろいろなレシピがあり、わが家のジョンは卵のやさしい味がベースになっているのが特徴。薄焼き卵の上には、どんな食材をのせてもおいしいので、和え物などの副菜や野菜の切れ端をのせても◎。法事やおもてなしで作る際には、食材をきれいに並べて焼くだけで、上質な1品に仕上がりますよ。
 
卵のジョンには、ナムルを組み合わせるのが定番で、ナムルをジョンで巻いて食べるのが最高です。ナムルは旬の野菜や家にある食材など、好みのもので作ってみてください」

主菜 白身魚と野菜の卵のジョン

卵の色みをきれいに仕上げるため、火加減はごく弱火にし、保温くらいの温かさでゆっくりと焼いてください。
油の量が多いと卵液が丸くとどまらずに流れてしまったり、表面にブクブクと気泡が立って状態にムラができたりするので、ペーパーで少量をフライパンに塗り広げましょう。

材料(2人分)

・卵…3個
・白身魚(鯛など・刺し身)…4切れ
・わらび(水煮)…50g
・にんじん…6cm
・万能ねぎ…3~5本
・しいたけ…小4個
・塩…少々+少々
・ごま油…少々+少々
・しょうゆ…少々
・ディル…適量 【A】
・にんにく(すりおろす)…少々
・だし汁…1/2カップ
・しょうゆ、白いりごま…各大さじ1
・みりん…小さじ2
・砂糖…小さじ1 【B】
・塩、薄力粉…各少々 【C】
・レモン(小さめのくし形に切る)…2切れ
・赤唐辛子…少々
・しょうゆ、黒酢…各大さじ1

作り方 

  1. ボウルに卵を割り入れ、塩少々を加えて溶きほぐす。
  2. 鍋に湯を沸かし、わらびを入れてさっとゆでる。ざるに上げて水気をきり、長さ6cmに切る。ボウルに入れて【A】を加え、軽くもみ込む。
  3. フライパンを弱めの中火で熱する。 2を調味料ごと入れ、汁気がなくなるまで炒め煮にする。
  4. にんじんはせん切りにし、万能ねぎは長さ6cmに切る。しいたけは軸を除く。
  5. 小さめのフライパンにごま油少々をペーパータオルで薄くひき、しいたけをかさを下にして並べ入れる。ふたをしてごく弱火で熱し、しいたけから水気が出てくるまで3~4分焼く。上下を返して1分ほど焼き、しょうゆをまわしかけて塩少々をふり、取り出す。
  6. 白身魚は【B】を表記順にふる。
  7. 別のフライパンにごま油少々をペーパータオルで薄くひき、ごく弱火で熱する。1の約1/12量を流し入れて直径約8cmに広げ、同様に2回くり返して計3枚分を焼きはじめる。1枚に5を1個のせ、もう1枚ににんじん、万能ねぎ、を各1/4量ずつ並べてのせる。残りの1枚に6の1切れを1にさっとからめてからのせ、ディル適量をのせる。卵液に火が通るまで焼き、3枚とも上下を返してさっと焼く。残りも同様に作る。
  8. 器に 7を盛り、【C】を添える。

作り方7

作り方7

作り方7

副菜 菜の花と桜えびのナムル

作り方7

ほろ苦い菜の花と香ばしい乾物を合わせ、春を感じられるナムルに。桜えびはさっと煎って臭みを飛ばし、風味よく仕上げると美味です。
食感がアクセントになる白ごまは、プラスすることで調味料を吸いながら食材とからむため、ナムルが水っぽくなりません。

材料(2人分)

・菜の花…1/2束
・桜えび(乾燥)…5g 【A】
・しょうゆ…大さじ1/2
・白いりごま…大さじ1
・ごま油…小さじ1  

作り方 

  1. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、菜の花を入れて50~60秒ゆでる。取り出してざるに重ならないように広げて冷まし、水気を絞る。
  2. フライパンに桜えびを入れて弱火で熱し、香ばしく煎る。
  3. 1は長さを半分に切り、ボウルに入れる。【A】、2を加え、混ぜ合わせる。

作り方3

料理/李 映林、コウ静子 撮影/福尾美雪 構成・文/中田裕子
 
※素敵なあの人2026年5月号「食べて元気になる! 李家の日々ごはん vol.79」より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

教えてくれた人 コウ静子さん

料理家、国際中医薬膳師。薬膳や韓国料理をベースにした、滋味深いレシピ提案が好評で、『季節に寄り添う韓国茶』(グラフィック社刊)などの著書も多数。

教えてくれた人 李 映林さん

料理家。韓国・済州島出身。幅広い知識と経験による、愛情たっぷりの料理にファンも多い。著書に『李映林、季節の仕込みもの』(グラフィック社刊)。

元記事で読む
の記事をもっとみる