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香味野菜と数種のハーブを生かして。「たっぷりハーブのトマトパスタ」のレシピ

  • 2026.4.11
撮影=福田喜一
香味野菜とハーブで作る、豊かな味わいのソース

旬の食材を生かして、これからの"新定番"を料理家とともに考える連載。今回、レシピをご提案いただいたのは、古澤千恵さんです。

イタリアのアンティークの家具や食器を扱いつつ、夫婦でレストランを営む古澤さん。料理修業する夫とともに10年間、トスカーナを中心にイタリアの郷土料理を学んできました。

「当地の家庭料理は"クチーナ・ポーヴェラ(庶民料理)"が基本。季節の野菜や身近な食材を工夫して食べています。知人のマンマから驚くほどおいしく仕上がる調理法を教えてもらいました」

今回の7品は、なかでも"エスプレッソ(さっと)"にできる料理を厳選。「野菜はくったりするまで火を通して旨みを出します。ここで使うハーブと食材の組み合わせは、イタリア料理の定番。素材の組み合わせはシンプルなのに、香りと旨みがぐっと上がる技が、どの料理にも生かされています」

まずは「たっぷりハーブのトマトパスタ」をご紹介します。

今月の料理家 古澤千恵さん

1|たっぷりハーブのトマトパスタ

少し多すぎるのでは?というくらいのハーブを数種類使い、トマトと玉ねぎの旨みをしっかりと出して仕上げる基本のソースを作ります。

撮影=福田喜一
材料(2人分)

玉ねぎ 1/2個
にんじん 1本
セロリ 1/2本
にんにく 1片
ハーブ(ローズマリー、イタリアンパセリ、セージ、バジル) 計16g(葉の部分は約12g)
トマト(缶詰/ホール) 250g
パスタ(1.6~1.9㎜の太めのものが好ましい) 80g
塩 適量
オリーブオイル 大さじ6~7
パルミジャーノ 適宜(お好みで)

作り方

1.ハーブは軸の部分を除いておもに葉の部分を3~4ミリの幅に刻んでおく。

2.フライパンにオリーブオイルとつぶしたにんにくを入れて火にかけ、粗く細かすぎないみじん切りにした玉ねぎ、にんじん、セロリを加えて塩を振り、野菜が透明になり始めるまで炒める。1のハーブを入れて香りを出し、トマトを入れて野菜とハーブの旨みを馴染ませる。

3.パスタはパッケージの袋に記載された時間にゆでる。

4.ゆで上がったパスタを皿に盛り付け、2のトマトソースをかける。お好みでパルミジャーノをかけてもよい。

撮影=福田喜一

{ひと手間}
ハーブ4種、2人分はこれくらい。刻むときは形が分かる程度の大きさに。粉状になるまで細かくしてしまうと苦みが出てくるので注意したい。

古澤千恵さんオリジナルレシピ7品はこちら!

1|たっぷりハーブのトマトパスタ(この記事)

撮影=福田喜一

2|蒸しかぶの冷製サラダ、アンチョビソース(4/13公開予定)

撮影=福田喜一

3|きのこのズッパ(4/18公開予定)

撮影=福田喜一

4|アスパラガスとゆで卵ソース(4/20公開予定)

撮影=福田喜一

5|ロメインレタスの丸ごと蒸し煮(4/24公開予定)

撮影=福田喜一

6|豚のソテー(4/25公開予定)

撮影=福田喜一

7|ムール貝の白ワイン蒸し(4/27公開予定)

撮影=福田喜一
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レシピを考案くださったのは……

古澤千恵さ
ふるさわちえ●2000年、鎌倉「オルトレヴィーノ」のシェフで夫の一記さんと渡伊。現在、トスカーナと鎌倉の家を行き来する。著書に『イタリア人が教えてくれた美しい暮らし方』(筑摩書房)など。

撮影=福田喜一 編集・文=平田剛三(婦人画報編集部)

『婦人画報』2026年5月号より

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