1. トップ
  2. ダイエット
  3. 春、前向きになりたいのに「なんだか本調子じゃない」と感じる人に|自律神経のゆらぎを整える暮らし方

春、前向きになりたいのに「なんだか本調子じゃない」と感じる人に|自律神経のゆらぎを整える暮らし方

  • 2026.4.5

春はゆらぎやすい

春は、心身のバランスが大きくゆらぎやすい季節です。気温や環境の変化にともない、自律神経やホルモンの働きも影響を受けやすくなります。

当てはまるものはありませんか?

・気持ちが落ち着かない
・やる気が出ないのに焦る
・眠りが浅い。
・むくみやだるさが抜けない
・冬の間は静かだったのに、なぜか心も身体もざわざわする。

もし、これらを感じていたら、季節の流れの影響を受けているかもしれません。
アーユルヴェーダでは、この時期のゆらぎは“あなたの問題”ではなく、季節の流れの一部だと考えます。

春は、停滞していたものが一気に動き出す季節です。自然界が芽吹き、めぐり始めるように、私たちの内側でもエネルギーが大きく動き始めます。その変化に、心と身体が追いつかないとき、「ゆらぎ」として表れるのです。

春は二つのエネルギーが増えている

アーユルヴェーダでは、季節にもドーシャ(生命エネルギー)の流れがあると考えます。
冬後半からは、重く安定した“カパ”の性質が強まる時期。身体はエネルギーを蓄え、内側にため込む方向に働きます。そして春になると、暖かさとともにその重さが溶け出し、動き始めます。これがだるさや眠気、むくみ、やる気の低下として感じられるのです。

さらにこの時期は、新生活や環境の変化も重なり、“風”の性質を持つヴァータも刺激されやすくなります。ヴァータは「動き」を司るエネルギーで、自律神経にも関わっています。

この働きが高まると、

・不安や焦りを感じやすい
・眠りが浅くなる
・思考がまとまりにくい
・落ち着かない

といった状態が現れやすくなります。
つまり、春はカパの重さがゆるみ、そこにヴァータのゆらぎが重なる季節。このバランスの変化が、自律神経のゆらぎとして感じられるのです。

自律神経を整える=ヴァータを整えること

アーユルヴェーダの視点で見ると、自律神経の乱れを整えるということは、ヴァータを落ち着かせることとも言えます。ヴァータはとても繊細で、「冷え」「乾燥」「不規則」「刺激」によって乱れやすい性質を持っています。だからこそ大切なのは、安心感や温かさ、リズムを取り戻すこと。無理に元気になろうとするのではなく、やさしく鎮めていくことが、自律神経を整える近道になります。

自律神経を整える、春のやさしい習慣

ここからは具体的なセルフケアをお伝えしていきます。

1.朝に朝にリズムを整える

ヴァータは「不規則」に弱いエネルギーです。環境の変化によって、意識も外へ向かいやすくなります。だからこそ、一日の始まりの朝の過ごし方が大切です。自分に立ち戻る時間を持ち、軽く身体を動かす時間を作ってみてください。呼吸や動きを通して、自分のリズムを整えることができます。

・白湯を飲んでから深呼吸をする
・朝に太陽の光を浴びながらストレッチをする
・5分だけ散歩をする
・太陽礼拝を3回する

2.温かさと潤いをとる食事

冷えや乾燥によって、ヴァータは乱れやすくなります。内側から温めて潤してあげることが大切です。

・温かいスープ
・蒸し野菜
・やさしい味付け
・ゆっくり食べる

こうした食事は、身体だけでなく心にも安心感を与えてくれます。アーユルヴェーダでは、消化力が整うと、思考や感情も安定すると考えます。食事は、自律神経を整える土台でもあるのです。

3.刺激を減らし、静かな時間をつくる

ヴァータは「情報」や「刺激」にも影響を受けやすい性質があります。

・スマートフォンを見る時間を減らす
・予定を詰め込みすぎない
・一人で静かに過ごす時間をつくる

現代は情報が多い時代だからこそ、“何を入れないか”も大切なケアになります。外に何かを探すことをやめて、自分に立ち戻る習慣を作ってみてください。

4.意識的にゆるむ時間をつくる

ヴァータを整えるために欠かせないのが、「安心してゆるむ時間」。

・呼吸法をする
・お風呂にゆっくり入る
・オイルを耳や足裏に塗る
・好きな香りや音楽に包まれて、五感を癒す

こうした時間が、副交感神経を優位にし、心身を深くリラックスさせてくれます。

おすすめな呼吸法が「片鼻呼吸法」です。副交感神経や交感神経、男性性と女性性のバランスを整えてくれるものですので、習慣的に取り入れてみてください。

永田舞美 | 本来の自分で生きるアーユルヴェーダ(@mami__nagata)がシェアした投稿

この投稿をInstagramで見る

 

整えることは、やさしい選択の積み重ね

春のゆらぎは、弱さではありません。内側の流れが変わり始めているサインです。整えることは特別なことではなく、日々の中で自分にやさしい選択を重ねること。

今日、少し早く眠る。
今日、温かいものを選ぶ。
今日、深呼吸をする。

その積み重ねが、自律神経を整え、心と身体に安定をもたらしていきます。もし今、ゆらぎを感じているなら、それは整える準備ができているサインです。
小さな一歩からで大丈夫。あなたの春が、やさしく整い、あなたのリズムで巡っていきますように。

永田舞美

ヨガ・アーユルヴェーダ講師金融営業職に没頭する中で、ヨガとアーユルヴェーダに出会う。10代から悩みが絶えず、自律神経の不調だらけの自分が好きになれずにいた時期が長かった。自分の本質を知り、身体と心の心地よさに意識を向けて日々生活するようになってから、本来の自分でイキイキと過ごせていることを実感。この経験から、現代の生活に生きるヨガとアーユルヴェーダを伝え、「本来の自分を取り戻し、心地よく過ごす」ことをテーマに2021年10月に独立。1年間で約200名にアーユルヴェーダを指導。ヨガフェスタ2021への出演や、ヨガモデルとしての実績もある。ヨガ&アーユルヴェーダ朝活コミュニティの運営、アーユルヴェーダ講座、ライフスタイルカウンセリングの他、全国各地でリトリートイベントを企画主催。

元記事で読む
の記事をもっとみる