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「浅慮」の正しい意味や使い方とは? 読み方や例文・言い換えも紹介

  • 2026.3.27
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「浅慮」の読み方・意味

「浅慮」は「せんりょ」と読みます。

「考えが浅はかなこと」「浅はかな考え」を指す言葉です。

「浅」は文字通り「浅い」という意味で、「慮」は考えを巡らせることを意味します。これらの漢字が合わさることで、知識や先を見通す力が足りず、考えが不十分な状態を表します。

主にビジネスシーンで自分の意見を述べる際に「私の浅慮ではありますが」と、相手を立てつつ、控えめに主張するクッション言葉として使われることが多いです。

また「浅慮」自体に「考え」という意味が含まれているため、「浅慮な考え」とすると重複表現になってしまい不自然です。

「浅慮」を使った例文

「浅慮」は、具体的にどのように使うのでしょうか。例文を見ていきましょう。

(1)浅慮ではありますが、今の状況について一つ意見を言わせてください

この例文は、会議や議論の場などで自分の意見を述べる前に、その考えが未熟であるかもしれないと前置きする、謙虚な姿勢を表しています。
「浅慮」をクッション言葉として使うことで、自分の意見を断定的に述べるのではなく、「考えが浅いかもしれませんが」と謙遜して控えめに主張しやすくなります。

(2)感情に任せて話してしまったけれど、今思えば私の浅慮だったと反省しています

この例文では、一時的な感情に流されて深く考えずに発言してしまったことを、冷静になってから後悔している様子を表現しています。
「浅慮」とあると、「考えが足りなかった」と述べる以上に、思慮の浅いものだったという深い反省の気持ちが伝わりやすいです。

(3)悪気はなかったとは思うけど、あの浅慮な行動には驚いてしまった

この例文は、相手の行動に悪意がなかったことは理解しつつも、あまりに考えの浅い振る舞いに驚いている状況を表しています。
「浅慮」とすることで、その行動が単なるうっかりミスではなく、少し考えればわかるはずのことだったという呆れのニュアンスが伝わってきます。

Maskot / Getty Images

「浅慮」の言い換え表現

「浅慮」を言い換えるとしたら、どのような表現があるのでしょうか。言い換え表現をいくつか紹介します。

(1)短慮(たんりょ)

「短慮」は、「考えが浅はかなこと。思慮の足りないこと」または「気の短いこと」を表す言葉です。

「浅慮」は考え方や知識が浅はかなことを指す表現ですが、「短慮」は「せっかち」や「気が短い」というニュアンスも含むという違いがあります。

(2)浅薄(せんぱく)

「浅薄」は、「知識や考えが浅く薄っぺらなこと」を表す言葉です。

「浅慮」が先を見通す力が足りず、不十分な考えに至ることを表すのに対して、「浅薄」は考えだけでなく、「知識」や「見識」が浅いというニュアンスも含みます。

最後に

浅慮とは、「考えが浅はかなこと」「浅はかな考え」を表す言葉です。例文や言い換え表現などもあわせて学び、語彙力を豊かにしましょう。

※この記事は2026年3月27日時点の情報です。

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