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「食傷気味」の正しい意味や使い方とは? 読み方や例文・言い換えも紹介

  • 2026.5.11
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「食傷気味」の読み方・意味

「食傷気味」は「しょくしょうぎみ」と読みます。

同じ食べ物が続いて飽きてしまうこと」、転じて「同じ物事を見聞きしすぎて、嫌気がさすこと」を指す言葉です。

「食傷」はもともと「食あたり」や「食中毒」を意味する言葉で、食べ物が原因で身体を壊すことを指していました。そこから、同じものを食べすぎて飽きたり、受け付けなくなったりする状態を表すようになり、さらに広く「飽き飽きする」という意味で使われるようになりました。

ちなみに、「気味(ぎみ)」は「そのような傾向がある」ことを表し、断定を避けつつマイルドに表現する際によく使われます。

「食傷気味」を使った例文

「食傷気味」は、具体的にどのように使うのでしょうか。例文を見ていきましょう。

(1)毎日カレー続きで、流石に食傷気味だ

この例文は、カレーライスを毎日繰り返し食べ続けた結果、さすがに飽きてしまい、もう見たくないという気持ちになっている様子を表現しています。
「食傷気味」とあると、単に「飽きた」と表現するよりも、同じものが続いたことによる、うんざりとした嫌悪感やげんなりとした気持ちが伝わってきます。

(2)上司の自慢話は、何度も聞かされて食傷気味である

この例文では、同じ話を繰り返し聞かされることへの「うんざり」した気持ちを表しています。
「食傷気味」は、食事だけでなく、話や音楽、流行など、繰り返される外部からの刺激に対して飽きを感じた際にも頻繁に使われる表現です。

(3)似たようなニュースばかりで、世間も食傷気味になっている

この例文は、特定の個人だけでなく、社会全体の雰囲気として「飽き」が蔓延している様子を表しています。
「食傷気味」を使うことで、テレビやネットで同じ話題が延々と繰り返され、情報を受け取る側が消化不良のような不快感を覚えている状態が伝わりやすいです。

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「食傷気味」の言い換え表現

「食傷気味」を言い換えるとしたら、どのような表現があるのでしょうか。言い換え表現をいくつか紹介します。

(1)辟易(へきえき)

「辟易」は、「勢いに押されてしりごみすること」や「うんざりすること」を指す言葉です。

「食傷気味」と同様に、相手のしつこさや同じことの繰り返しに対して「もう勘弁してほしい」と感じる場面で使われます。「閉口する」とも近いニュアンスを持ちます。

(2)お腹いっぱい(おなかいっぱい)

「お腹いっぱい」は、本来の満腹という意味に加え、「もう十分だ」「これ以上はいらない」という意味で使われます

「食傷気味」をよりカジュアルに表現したもので、「その話題はもうお腹いっぱい」のように拒絶のニュアンスを含んで日常会話で用いられます。

最後に

食傷気味とは、同じことが繰り返されて、飽き飽きしている状態を指す言葉です。例文や言い換え表現などもあわせて学び、語彙を豊かにしましょう。

※この記事は2026年5月11日時点の情報です。

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