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「訓戒」の正しい意味や使い方とは? 読み方や例文・言い換えも紹介

  • 2026.5.8
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「訓戒」の読み方・意味

「訓戒」は「くんかい」と読みます。

物事の善悪や是非を教え諭し、戒めること」または「組織における最も軽い懲戒処分」を指す言葉です。

「訓」には「教え諭す」という意味があり、「戒」には「前もって注意する」という意味があります。これらが合わさり、単に叱るだけでなく、相手に過ちを気付かせ、より良い行動を促すための指導的な意味合いを持ちます。

ちなみに、企業や公務員の「懲戒処分」の一種として使われる場合は、口頭や文書で厳重注意を行う軽い処分を指します。

「訓戒」を使った例文

「訓戒」は、具体的にどのように使うのでしょうか。例文を見ていきましょう。

(1)先輩が後輩の失敗に対して、長時間の訓戒を垂れた

この例文は、先輩が後輩のした失敗に対し、長い時間をかけて教え諭している様子を表現しています。
「訓戒を垂れる」とあると、上の立場の者が下の者に対して、道理を説いて聞かせる様子が伝わってきます。

(2)度重なる遅刻により、会社から訓戒処分を受けた

この例文では、勤務態度の問題に対して、会社から公式な処罰として厳重注意を受けた様子を表しています。
「訓戒」は、懲戒解雇や減給などに比べて軽い処分ですが、規則違反に対して始末書の提出を求められたり、人事記録に残ったりする正式な注意喚起です。

(3)愛情の込められた訓戒であれば、厳しくとも心に残るものだ

この例文は、相手の成長を願って行われる教えや戒めは、耳の痛い内容であっても心に響くという教訓を表現しています。
「訓戒」は単なる処罰ではなく、反省を促して行動を改善させるための「教え」が含まれているのがポイントです。

Maskot / Getty Images

「訓戒」の言い換え表現

「訓戒」を言い換えるとしたら、どのような表現があるのでしょうか。言い換え表現をいくつか紹介します。

(1)忠告(ちゅうこく)

「忠告」は、「相手のためを思い、過ちを直すように言葉をかけること」を指す言葉です。

「訓戒」と同様に相手を戒める意味を持ちますが、「忠告」は「まごころ」を持って行うアドバイスというニュアンスが強く、友人や同僚など親しい間柄でも使いやすい表現です。

(2)戒告(かいこく)

「戒告」は、「過失や非行を厳しく戒め、警告すること」を指す言葉です。

意味は「訓戒」と非常に近いですが、「戒告」は法令や就業規則上の懲戒処分の名称として使われることが多く、将来への「警告」という強いニュアンスが含まれます。

最後に

訓戒とは、「物事の善悪や是非を教え諭し、戒めること」または「組織における最も軽い懲戒処分」を指す言葉です。例文や言い換え表現などもあわせて学び、語彙を豊かにしましょう。

※この記事は2026年5月8日時点の情報です。

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