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世界遺産・奄美大島の自然と伝統に触れる旅。「マングローブの森」と「大島紬美術館」の魅力

  • 2026.2.28
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豊かな生物多様性と文化的遺産により、世界自然遺産に登録された奄美大島。手つかずの森と独自の生態系に包まれた、命あふれる地です。マングローブやサトウキビ畑の道を歩けば、島のリズムを肌で感じ、心が整っていくのを実感できるでしょう。短い滞在でも、島の人々や自然と深く触れ合い、まるで暮らすように過ごしたくなる場所です。今回は、奄美大島の魅力と共に、おすすめスポットをご紹介します。

自然と人が紡ぐ島の温かさに触れる

島に広がるスダジイは、樹冠がモコモコとしており、まるでブロッコリーのような独特の景観を作り出します。 Aflo

常緑広葉樹が島の大部分を覆う、緑濃い奄美大島。一年を通してスダジイのモコモコとした丸みのある樹冠が広がり、森の香りや鳥の声を伴いながら、豊かな生命の息遣いが島全体に満ちています。

もう一つの象徴が、日本では2番目に大きいマングローブの森。沖縄に比べて背が低く、カヌーでトンネルのような水路をくぐり抜ける体験は、この島ならではの魅力です。

大島紬に代表される手仕事も、奄美のもう一つの自然。泥染めや織りの工程には土地の水や土、気候が欠かせず、人と自然が寄り添いながら一つの美を生み出してきた証しが刻まれています。

アマミノクロウサギやルリカケス、ケナガネズミなど、珍しい動物たちも多く暮らしています。大陸では姿を消した生物が、人と共に生き続けてきたことも、この島の豊かさを物語っているでしょう。

古くから人の往来が多かったこともあり、奄美には訪れる人を温かく迎える気風が今も息づいています。豊かな森や海、希少な生き物、そして島の人々との出会いの中で、心地よい温かさに包まれる特別な旅の時間を体感してみては。

【マングローブの森】奄美大島の生命力を体感できる森

Aflo

生態系の宝庫であるマングローブの森は、奄美大島の生命力そのものを体感できる特別な場所。島内最大の自生地は、住用川と役勝川が合流する河口エリア、国定公園特別保護区指定の河口干潟で発達するマングローブ原生林です。

「マングローブの森」
所在地/鹿児島県奄美市住用町役勝
※奄美空港から車で約70分
※住用川・役勝川の河口エリアでは、マングローブ林をカヌーで体験できるなツアーが複数あります。(要予約)

【大島紬美術館】奄美の自然と職人技が育んだ伝統技術

軽やかな着心地で季節を問わず自在に身にまとうことができるため、古くから晴れ着や日常着として愛されてきました。 Jun Nakamura

大島紬は、泥染めや絣技法を用いた独特の柄が特徴。大島紬美術館では、伝統的な大島紬の歴史や技法を学べる他、貴重な反物やきものを展示。職人技を間近に感じることができます。織りや染めの工程を体験できるプログラムも。

職人の手作業による工程は、数え方によっては100以上とも。 Courtesy of Oshima Tsumugi Museum
Courtesy of Oshima Tsumugi Museum

「大島紬美術館」
所在地/鹿児島県奄美市笠利町平1260
営業時間/11:00~17:00
定休日/不定休
TEL/0997-63-0065
URL/www.oshima-tsumugi.com

初出:リシェスNo.54 2025年11月28日発売
SPECIAL THANKS:AMAMI ARCHIPELAGO TOURISM AND PRODUCTS ASSOCIATION

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