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ぎふ長良川鵜飼とあわせて♪豊かな自然と文化をゆるりと楽しむ「岐阜市さんぽ」

  • 2026.5.10

岐阜県の県庁所在地で経済の中心地でもある岐阜市は、歴史も文化も豊かな街。名古屋市からもアクセスしやすく、街の歴史や文化を伝える名所や観光施設が充実しています。また、お目当てにして足を運びたくなる個性的なお店も点在。1300年前から続く夏の風物詩「ぎふ長良川鵜飼」の観覧と、ランチやお買い物などを組み合わせて、岐阜市をめぐってみるのはいかがでしょう。

ぎふ長良川鵜飼とあわせて♪豊かな自然と文化をゆるりと楽しむ「岐阜市さんぽ」
ぎふ長良川鵜飼とあわせて♪豊かな自然と文化をゆるりと楽しむ「岐阜市さんぽ」

清流の恵み豊かな街、岐阜市

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近代的なデザインのJR岐阜駅。北口には大きな広場があり、イベントが催されることも

日本のほぼ真ん中に位置する岐阜県。緑豊かな山々と清流に恵まれた地域で、岐阜市はその中心となる都市です。便利で快適な都市機能を備えながら、長良川の清流や山頂に岐阜城をいただく金華山など、豊かな自然にも恵まれています。岐阜県の南寄りに位置しているので、名古屋市から電車で約20分と、他の地域からのアクセスも便利です。

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JR岐阜駅北口の広場に立つ、黄金の信長像。“岐阜”の名称は、禅僧が挙げた候補から信長が選んだという説もあるそう

毎年5月11日から行われる「ぎふ長良川鵜飼」は、1300年以上の歴史を誇る夏の風物詩です。赤々と燃えるかがり火のもとで鵜匠と鵜が一体となって繰り広げる古典漁法は、まるで幽玄の世界。織田信長や徳川家康も観覧したと伝えられ、多くの文化人も魅了してきました。
鵜飼が始まるのは夕方から。早めに街を訪れて、鵜飼の前に食事や散策を楽しんでみてはいかがでしょう。

金色の鳥居が目を引く「金神社」へおまいり

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境内の南側に立つ金の鳥居

まずは岐阜駅から歩いて、地元で“こがねさん”と呼び親しまれている「金神社(こがねじんじゃ)」へおまいりしませんか。起源は135年と伝わる由緒ある神社で、主祭神は「渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)」。慈悲深い命の功績を慕って人々が集まり、財運・金運招福、商売繁盛にご神徳があると信仰を集めてきました。

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あざやかな朱塗りの本殿

大きな金色の鳥居をくぐって境内へ。本殿でおまいりしたら、境内を散策したり、願いごとを思い浮かべながら持ち上げてみる「おもかる石」を試したりしてみては。
社務所には金色や鳥居をモチーフにした授与品がそろっています。季節限定の素敵な御朱印もありますし、毎月最終金曜日の「Premium 金 Day(プレミアムこがねデー)」には、特別な授与品も。この日にあわせておまいりをするのもいいですね。

「15e Galette」でガレットを味わうランチタイム

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定番のガレット「コンプレ」(2350円)は、スイスチーズの王様と称されるグリュイエールチーズとロースハム、卵の組み合わせ。ガレットにのせると水分が出て、しんなりしてしまうフレッシュグリーンは別添えで提供

ランチは、日常を離れてゆっくり過ごせるガレットのお店「15e Galette(ジュウゴクガレット)」へ。フランスでガレットに魅せられたご夫婦が営むこちらのお店。国内産の有機そば粉100%の生地や、ナチュラルチーズのおいしさが際立つガレットを味わえます。
本場ブルターニュでさまざまなガレットを食べ歩き、フランスと日本でガレットづくりを学んだお二人。理想のガレットを追求して考案したレシピや選りすぐりの素材で、とっておきのガレットを提供しています。

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南向きの大きな窓からの日差しが心地よい店内。一人掛けや二人掛けの席が中心で、配置もゆったり

アパレルやアンティーク雑貨を扱う仕事の経験もある、ご夫妻の感性や審美眼を随所に感じる店内。アンティークの調度品などが調和し、非日常の気分を味わいながら落ち着いて過ごせる空間です。「日常を離れて、ゆっくりと食事の時間を楽しめるように」と、1組当たり2時間の予約をメインに営業しているので、心置きなく過ごせます。魅力的なメニューが登場する本日のデザートも用意されているので、ぜひこちらも味わってみてくださいね。

金華山の麓で思い思いに楽しめる「岐阜城楽市」

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緑豊かで広々としているので、ベンチでひと休みも気持ちがいい

ランチの後は、金華山の麓に2025年にオープンした「岐阜城楽市」に行ってみましょう。かつて金華山の山頂にあった城を織田信長が岐阜城と名付け、そこから天下統一を目指したという場所。現在は山頂に岐阜城が復元され、麓は岐阜公園として親しまれています。公園内にできた岐阜城楽市は、11の店舗が点在し、休憩所や芝生広場も設けられている観光施設。買い物や食事、散策と楽しみが豊富なスポットです。

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オリジナルのおみやげや名産品を生かしたスイーツ、グルメなどがせいぞろい

岐阜市や岐阜県を中心とした地域の名物、名産を生かしたグルメや商品が充実。旅の思い出やおみやげに気軽に選べる商品がそろっています。風や木漏れ日が心地いい散策路やベンチもあるので、時間を気にせずのんびりと散策するのもおすすめです。

「QQ実験所」で手仕事の雑貨を見つける

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旅先の小さな市場のような雰囲気

時間に余裕があれば、長良川の北側にも足を延ばしてみませんか。長良川から歩いて5分ほどの場所にたたずむ「QQ実験所」は、小さな雑貨店。世界各国や日本各地を訪ねて、店主夫妻が直接現地で仕入れた手仕事のアイテムが集められています。
インド、ラオス、ケニア、ウズベキスタンなど世界各国の日用品や雑貨は、どれも表情のあるものばかり。商品を仕入れる際はなるべく作り手のもとへ足を運び、直接話をしてから、店に迎え入れるかどうかを決めているそうです。

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東ティモールのカラフルな入れ物(900円〜)

海外のものだけでなく、長良川の鵜飼で実際に使われている竹かご、手作業で編まれた白川村の鬼胡桃のかごバッグなどにも出会えます。また、無添加の調味料や自然栽培のスパイス、岐阜で農薬を使わずに育てられたよもぎ茶などが並ぶ食品コーナーもありますよ。ジャンルや国籍にとらわれずセレクトされたアイテムを手に取りながら、その背景について会話するひとときも楽しみです。

川原町あたりをぶらりと散策

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格子戸の建物や赤いポストなど、レトロな趣を感じる街並み

鵜飼の開始時間が近くなってきたら、観覧船乗り場の近くへ。乗り場から西に続く川原町の町並みには格子戸の日本家屋が立ち並び、建物の懐かしい雰囲気を生かしたカフェやみやげもの店などもありますよ。間口が狭く奥に長い町家の造りや町並みを眺めながら、散策を楽しみましょう。

岐阜の伝統工芸品の魅力を伝える「CASA Stella」へ

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格子戸の前に飾られた和傘が目印

川原町でぜひ立ち寄ってほしいのが「CASA Stella」。築100年以上の町家をリノベーションした文化観光施設で、岐阜市が誇る伝統工芸品、岐阜和傘の専門店や岐阜提灯のギャラリーなどがあります。
「和傘CASA」では、雨傘や日傘といった日常で使える岐阜和傘を常時60本ほど取りそろえています。販売だけでなく、岐阜和傘の文化や歴史を伝えるという目的も大切にしているので、和傘の構造や製作工程などもわかりやすく解説していますよ。

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全国で唯一の岐阜和傘の専門店。雨傘と日傘の違い、デザインなど見比べながら選んでみて

2階には岐阜提灯のギャラリーがあり、伝統的な提灯だけでなく、現代の暮らしに取り入れやすい提灯も展示・販売。岐阜提灯の多様さや、時代に合わせて変化する可能性も感じられます。イサム・ノグチがデザインした照明を常設する「AKARI gallery」も見どころ。岐阜提灯の技術に魅せられ、光の彫刻として「AKARI」を生み出した彼は、35年間で200種類以上をデザインしたそうです。

さまざまなプランで何度も楽しみたい、岐阜市さんぽ

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古い町並みに彩を添える、軒先の提灯

今回ご紹介した以外にも、レトロな商店街にたたずむ名店やモダンなデザインの文化施設、ご当地グルメの名店など、気になるスポットが尽きない岐阜市。目的や季節にあわせてさまざまな旅のプランを立てることができますよ。何度でも訪れて、その魅力を感じてみてくださいね。

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