1. トップ
  2. 「ディオール バンブー パビリオン」内、ミシュラン獲得シェフによる「カフェ ディオール」が早くも話題沸騰中

「ディオール バンブー パビリオン」内、ミシュラン獲得シェフによる「カフェ ディオール」が早くも話題沸騰中

  • 2026.2.27
Hearst Owned

DIOR(ディオール)が、東京・代官山の中心に「ディオール バンブー パビリオン」をオープン。日本との揺るぎない絆を継承しながら文化と匠の技を融合させた、ディオールの新たな拠点が誕生しました。ミシュランのスターシェフ、アンヌ=ソフィー・ピックによる「カフェ ディオール」が併設され、スイーツやサンドイッチなどの限定品をはじめとする幅広いメニューが展開されています。

遂にベールを脱いだ代官山の「ディオール バンブー パビリオン」とは

(C)DIOR

約80年前に、ディオールのファーストコレクションが発表された特別な日でもある2月12日に、代官山にオープンした「ディオール バンブー パビリオン」。世界3店舗目となる同店の建築は、パリの本店「30モンテーニュ」のファサードが「ゴールド」に染め上げたバンブーで再解釈され、1947年からディオールの運命を導いてきた「STAR(星)」が見守るように存在感を放ちます。日本の竹林に着想を得たこのセノグラフィーは、夜にはライトアップされ幻想的な雰囲気に。

緑に囲まれた1,800㎡を超える壮大な敷地内のガーデンの設計は、世界中の珍しい樹木を集める“プラントハンター”として知られる西畠清順さんによるもので、池の位置や植物の配置などコンセプチュアルな庭園全体の構成を手掛けたといいます。プロダクトデザイナーとして国際的に活躍する岩元航大さんが芸術作品として構想した茶室も設けられるなど、日本が大切にする伝統を讃えたデザインが随所に散りばめられています。

ブティック内はジョナサン・アンダーソンによるメンズおよびウィメンズのプレタポルテから、レザーグッズ、シューズ、アクセサリー、ファイン ジュエリーに至るまで多彩に展開。それぞれのスペースは、時代を超越したシンプルさにモダニティを融合させたエレガントなデザインに。天然の素材と洗練されたカラーパレットにより、その魅力がさらに引き立てられています。

注目すべきはアンヌ=ソフィー・ピックが手掛ける「カフェ ディオール」

(C)DIOR

自らを美食家と称したというメゾン創設者のクリスチャン・ディオールが愛した「アール ドゥ ヴィーブル(暮らしの美学)」へのオマージュとして、敷地内には「カフェ ディオール」もオープン。「ハウス オブ ディオール ギンザ」に続き、女性シェフとして世界で最も星を獲得したアンヌ=ソフィー・ピックさんが手掛けるエクスクルーシブなメニューが提供されています。

(C)DIOR

アンヌ=ソフィーさんは、ディオールのアーカイヴに残る象徴的な形やモチーフを通じて、自身の料理とメゾンのアイデンティティを反映させた料理を考案。植物界への情熱という共通の想いのもと、彼女の哲学である「インプレグネーション(浸透)」を体現するような料理とスイーツの数々を生み出しました。

CEDRIC DIRADOURIAN

セイボリーメニューは、デビルドエッグ、ひまわりに着想を得た野菜のコンポジション、そしてディオールのアイコンモチーフ「カナージュ」へオマージュを捧げたオニオンスープもラインナップ。カフェの茶器は、繊細な色彩を操るアーティスト岩崎隆二さんによる作品や、中里博恒さんによる茶器を実際に使いながらお茶を楽しむことができます。

店内を彩るのは、東信さんをはじめとするアーティストとコラボレーションしたアート作品の数々

CEDRIC DIRADORIAN

「カフェ ディオール」には、至るところにさまざまなアート作品が散りばめられています。まずエントランスで目を引くのは、東信さんとのオフィシャルコラボレーションによる《パルダリウム》というアート作品。“音室”をコンセプトにしたこの空間では、音楽が流れ水蒸気が立ち上る演出も。こちらはタイマーで制御されており、自動的に幻想的な雰囲気が生まれる設計に。四季に合わせて年4回デザインが変わります。

CEDRIC DIRADOURIAN

カフェエリア両サイドの壁に飾られているのは、《ブロックフラワー》という作品。レジンの中に生花を閉じ込めたもので、ムッシュ ディオールの生家に咲いていた花や、栗の花を始めとする日本の花々を集めて制作されています。

天井から降り注ぐ紙の花はアーティスト柴田あゆみさんがすべて手作業で紙をカットして制作したという、夢のようなインスタレーション。以前、現代美術館で開催されたディオール展で実際に展示されていたものと同じ作品が導入され、店内のサイズに合わせて柴田さん自身が数日かけて丁寧に長さを調整したそうです。

CEDRIC DIRADOURIAN

カフェから出られるテラスにある提灯は、前クリエイティブ ディレクターのマリア・グラツィア・キウリが京都で発表した2025年フォール コレクションで使用したものと、新たに導入したものが合わせて展示されています。

CEDRIC DIRADOURIAN

かつて東信さんが手掛けた「レディ ディオール」のアートピースの展示も見逃せません。実際に購入したという本物のバッグを使用し、内部に生花を閉じ込めた作品で、店内に2点(カフェエリアには1点)が展示されています。

「カフェ ディオール by アンヌ=ソフィ・ピック バンブー パビリオン」限定のスイーツやサンドイッチも登場

同店限定で味わえるメニューは、スイーツ2品とサンドウィッチ1点の計3品が揃います。

1. 「ル トレフル」

「ル トレフル」¥5,000 CEDRIC DIRADOURIAN

スイーツはメゾンの幸運の象徴を想起させる「ル トレフル」。こちらはピスタチオのビスキュイをベースに、玄米茶のムースやゆずのジュレを忍ばせ、抹茶でカバーされています。ピスタチオと調和した爽やかさとほろ苦さの繊細な味わいが特徴で、ジョナサン・アンダーソンへのリスペクトが詰まったケーキです。

2. 「ル カナージュ シュクレ」

「ル カナージュ シュクレ」¥5,000 CEDRIC DIRADOURIAN

もうひとつのスイーツは、シェフが愛するイチゴと米、日本酒を合わせた「ル カナージュ シュクレ」。チョコレートコーティングしたお米のシュトロイゼルをベースにビスケットを乗せたライスプディングです。イチゴと柚子のコンフィが流し込まれ、日本の“縁”をイメージしたという円を描くような球体のケーキ上部にもイチゴのコンフィが彩りをプラス。日本酒とみりん、酒かすを合わせたジュレや日本酒ムースなど、和を感じさせる味わいに。

3. 「ル パン クジュ マン」

「ル パン クジュ マン」¥5,000 CEDRIC DIRADOURIAN

南フランスで人気の高いスナックのひとつ「パン・バニャ」を再解釈し、ソフトなパンにそば茶の繊細な風味を加えた「ル パン クジュ マン」。ムッシュ ディオールが休暇を過ごした南フランスのラ コルノワール城からアイデアを得たというサンドイッチです。旬の野菜やマリネしたマグロ、バジルペーストなどの具材を挟んだパンの異なる層が食欲を呼ぶ一品です。

パリから東京へ、ディオールの夢が壮麗に表現された、代官山の「ディオール バンブー パビリオン」。日本の食文化を大切にしながら独自の世界観で発展させた、アンヌ=ソフィー・ピックさんによるメニューをぜひ実際に味わってみてください。

「 カフェ ディオール by アンヌ=ソフィー・ピック バンブー パビリオン」
所在地/東京都渋谷区猿楽町8-1
営業時間/11:00~19:00(L.O. 18:00)
TEL/03-6455-0713

問い合わせ先
クリスチャン ディオール
TEL/0120-02-1947
URL/www.dior.com/ja_jp/fashion

INTERVIEW:AYANO ISHIHARA

元記事で読む
の記事をもっとみる