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ワインにもよく合うお手軽レシピ。「トマトと赤玉ねぎのカルパッチョ」のレシピ

  • 2025.12.8
撮影=sono(mame)
オリジナルは薄切り肉の料理というカルパッチョを、トマトと赤玉ねぎで表現

旬の食材を生かして、これからの"新定番"を料理家とともに考える連載。今回、レシピをご提案いただいたのは、中村和成さんです。

家庭で役立つレシピを動画などで定期的に配信している中村さん。「フレンチの奇才が教える」と冠したYouTube動画では、シェフを務める日本橋のフランス料理店で出している料理を再解釈。身近で安価な食材を、ケチャップやマヨネーズといった既製の調味料も駆使しながら簡略に仕上げる提案を行っています。今回も「鶏もも肉の蜜焼き(12/22公開予定)」や「帆立貝の片面焼き(12/28公開予定)」など、それぞれの素材の特性を熟知した手法を惜しみなく教えてくださいました。

「切り方を変えて、盛り付け方に気を使い、見た目がよくなると食べ手の満足度が高まります。紹介する『カルパッチョ』の野菜の切り方、『ミモザサラダ(12/13公開予定)』のゆで卵の切り方など、ぜひトライしてみてください」

まずは「トマトと赤玉ねぎのカルパッチョ」をご紹介します。

今月の料理家 中村和成さん

1|トマトと赤玉ねぎのカルパッチョ

美しく切ることで、トマトと赤玉ねぎがおいしくなるのを実感させる一品。シンプルな味付けで満足のいく味に仕上がります。

撮影=sono(mame)
材料(2人分)

ミディトマト 7個
赤玉ねぎ 10g(約1/10個)
塩 少々
赤ワインビネガー 15g
オリーブオイル 大さじ1

作り方

1.ミディトマトを5ミリ幅で断面が生きるように切る。

2.赤玉ねぎをかなり細かくみじん切りにする。塩、赤ワインビネガーと合わせる。

3.12を合わせ、オリーブオイルをかける。

撮影=sono(mame)
撮影=sono(mame)

{ひと手間}
赤玉ねぎを細かく切るときは、半分に切って断面を上にし、1ミリ幅で切り、90度回転させて再び1ミリ幅で切る。そこに水平に包丁を入れてさらに1ミリ幅で切るとよい。

中村和成さんオリジナルレシピ7品はこちら!

1|トマトと赤玉ねぎのカルパッチョ(この記事)

撮影=sono(mame)

2|ミモザサラダ(12/13公開予定)

撮影=sono(mame)

3|鯖のポワレ、おろしきゅうりと梅しそのソース(12/15公開予定)

撮影=sono(mame)

4|海老のたたきの春巻き、オーロラソース(12/20公開予定)

撮影=sono(mame)

5|鶏もも肉の蜜焼き(12/22公開予定)

撮影=sono(mame)

6|かぶと柚子こしょうのマリネ(12/27公開予定)

撮影=sono(mame)

7|帆立貝の片面焼き、サルサメヒカーナ(12/28公開予定)

撮影=sono(mame)
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レシピを考案くださったのは……

中村和成さ
なかむらかずなり●千葉県生まれ。「レフェルヴェソンス」で2012年にスーシェフ、14年「LA BONNETABLE」のシェフに。最新刊は『フレンチシェフの引き算レシピ』(世界文化社)。

撮影=sono(mame) 編集・文=平田剛三(婦人画報編集部)

『婦人画報』2026年1月号より

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