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「割り込みとか非常識な事しないで、ちゃんと並んでください!」整理券の列に押し入った客。だが、ギャル店員の一喝で状況が一変

  • 2026.5.31
「割り込みとか非常識な事しないで、ちゃんと並んでください!」整理券の列に押し入った客。だが、ギャル店員の一喝で状況が一変

整理券を待つ長い列

週末の昼過ぎ、近所の回転寿司チェーンに向かった。

入口には整理券の発行機があって、すでに10人ほどの列ができていた。

休日はいつもこうだとわかっているから、順番に並んで待つつもりだった。

前に並んでいた家族連れや年配の夫婦も、黙々と順番を守っていた。

スマホを見ながら少しずつ前に進んでいたとき、後ろがざわついた。

振り返ると、50代くらいの女性たちが3人、列の横からするりと割り込んできた。

声高に話しながら笑っていて、割り込んだという意識がなさそうな顔つきだった。

並んでいた全員が一瞬止まったが、誰も声を上げなかった。

胸の中でモヤモヤが膨らんだ。ここまで並んで待ってきたのに。

でも自分から何かを言える雰囲気でもなかった。知らない人に注意して揉めるのが嫌なのか、面倒なのか、自分でもよくわからなかった。

列の後ろに並んでいた男性も、前にいた女の子連れの母親も、誰も何も言わなかった。その沈黙が、少し重かった。

店員が動いた

そのとき、入口付近から若い女性の店員が近づいてきた。

ギャル系のスタッフで、それまでニコニコと愛嬌よく接客していた人だった。

彼女は割り込んだ一団のそばに立ち、はっきりとした声で言った。

「割り込みとか非常識な事しないで、ちゃんと並んでください!」

店内が、一瞬静まり返った。

50代の女性たちは目を泳がせた。

「えっ」「あ、知り合いに声をかけようとしただけで…」と口々に言ったが、店員は動じなかった。

すっと手で列の後ろを示して、それ以上は何も言わなかった。一団はしぶしぶ最後尾へ戻っていった。

整理券を受け取って振り返ったとき、3人は普通の顔で列に並んでいた。

何事もなかったように話しながら。

胸がすっと軽くなった

列に戻った後、前後の見知らぬ客と目が合った。

誰も声には出さなかったけれど、何となく空気が緩んだ気がした。

誰かが言うべきことを言ってくれた。それだけのことなのに、並んでいた列全体に漂っていた重さが取れたように感じた。

外見も年齢も関係なく、やることはやる。

そういう人がいる職場は強い、と思った。

あの店員の迷わなかった声と、何も言えなかった自分のこととが、家に帰ってもしばらく頭に残った。

勇気とか正義感とか、大げさな言葉じゃなくて、ただ当たり前のことを当たり前に言える人が、ああいう場面では一番強い。次は自分が動ける人になりたい、と少し思った。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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