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春菊の入荷 9月は12月の4割未満 3月は4割超

  • 2026.11.3

春菊の入荷量を12月を100として比べると、3か月前の9月は6.7〜37.1、3か月後の翌年3月は43.2〜76.4(東京都中央卸売市場の9市場の合計・2009〜2025年の明細から16回の冬)。16回とも3月が9月を上回り、9月からの3か月で急に増え、年明けからは4か月かけて減る形でした。

9月の春菊の入荷量は、その年の12月を100とすると6.7〜37.1。同じ12月から3か月あとの翌年3月は43.2〜76.4で、2009年からの16回の冬のどれでも3月のほうが上でした。
9月から12月に向かって3か月で一気に増え、年が明けてからは4月まで4か月かけて減っていく。上りと下りで坂の傾きが違う形です(東京都中央卸売市場が公開する明細から、青果を扱う9市場の量を足して計算。市場統計の品目名は「しゅんぎく」)。

12月を100として並べた8月〜翌4月 16回の冬の合計

ここでは、ある年の12月をまん中に置き、その年の8月から翌年4月までを1回の冬と数えました。使ったのは2009〜2025年の17年分の明細(公開は2002年分から)で、冬は2009〜10年から2024〜25年までの16回です。
16回分の量をそれぞれの月で足し、12月の合計を100としたときの高さは次のとおりです。
・8月:11.7
・9月:17.7
・10月:48.2
・11月:85.1
・12月:100
・翌1月:90.5
・翌2月:76.1
・翌3月:56.8
・翌4月:30.1
12月から同じ月数だけ離れた月を組にすると、3か月の組は9月17.7と3月56.8、2か月の組は10月48.2と2月76.1で、どの組も12月より後の月のほうが高くなっています。
2018〜19年の冬は途中で築地市場が閉じ、豊洲市場が開いています(2018年10月)。この冬も、両市場の分を含めて9市場として足しました。

9月は37.1以下 3月は43.2以上 1回ずつ並べた16回

合計ではなく1回ずつ見ても、3か月前の9月と3か月後の3月の上下は入れ替わりません。
・2009〜10年の冬:9月37.1・3月51.8
・2010〜11年の冬:9月11.7・3月44.6
・2011〜12年の冬:9月16.2・3月56.5
・2012〜13年の冬:9月15.1・3月65.4
・2013〜14年の冬:9月11.6・3月62.6
・2014〜15年の冬:9月24.1・3月65.4
・2015〜16年の冬:9月16.8・3月54.2
・2016〜17年の冬:9月12.0・3月59.3
・2017〜18年の冬:9月31.5・3月76.4
・2018〜19年の冬:9月16.8・3月53.6
・2019〜20年の冬:9月21.8・3月61.5
・2020〜21年の冬:9月11.3・3月59.9
・2021〜22年の冬:9月21.3・3月53.9
・2022〜23年の冬:9月17.5・3月48.9
・2023〜24年の冬:9月6.7・3月43.2
・2024〜25年の冬:9月8.5・3月60.4
差がいちばん小さかったのは2009〜10年の冬(14.7)、大きかったのは2024〜25年の冬(51.9)です。大田市場だけ、大田市場を除く8市場の合計で計算し直しても、16回とも3月が9月を上回りました。4か月離れた8月と翌年4月の組も、9市場の合計・大田市場だけ・8市場の合計のどれでも16回とも4月が上です。

11月と1月は16回中10回 12月に近い組ほど上下が入れ替わる

12月のすぐ前と後の月では、どちらが高いかは冬によって変わります。
・1か月の組(11月と翌1月):1月が上の冬は16回中10回
・2か月の組(10月と翌2月):2月が上の冬は16回中15回(2009〜10年の冬だけ10月74.0・2月68.9)
・3か月の組(9月と翌3月):16回中16回
・4か月の組(8月と翌4月):16回中16回
12月のすぐ前と後では上下が入れ替わる冬もありますが、12月から離れた組ほど後の月が上になる冬が増え、3か月・4か月の組では16回ともそうなります。

よくある質問

基準にした12月は、どのくらいの量ですか

9市場の合計で、2009〜2024年の12月は274.6〜502.8tでした。最も多いのは2010年の502.8t、最も少ないのは2019年の274.6tです。この記事の値は、どの冬もその冬の12月を100にそろえているので、12月の量が年によって違っても形を比べられます。

「12月を100」の計算は、どうやって確かめられますか

東京都中央卸売市場の「市場統計情報(月報・年報)」にある年ごとの明細(Excel)で、品目名称が「しゅんぎく」の行の数量(kg)を、月ごとに全市場ぶん足します。その月の量×100÷12月の量で求め、小数第2位を四捨五入しました。1〜4月は前の年の12月で割っています。

まとめ 9月からの3か月で増え 年明けから4か月で減る

12月を100とすると、春菊の入荷は9月が37.1以下、翌年3月が43.2以上で、16回の冬のすべてで3月が9月を上回りました。9月から12月までの3か月で大きく増え、年明けからは4月までの4か月をかけて減っていく形です。
ただし12月に近い11月と1月では、どちらが多いかは冬によって入れ替わります。

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