1. トップ
  2. カルチャー・教養
  3. 東北地方のケーキ代 12月は近畿地方を10年連続で上回る

東北地方のケーキ代 12月は近畿地方を10年連続で上回る

  • 2026.10.22

東北地方の12月のケーキ代は、2016〜2025年の10年連続で近畿地方を上回りました(二人以上の世帯)。2地方は、12月の額が1〜11月の平均の何倍かを2018〜2025年の8年合計で見て、10地方で最も高い(3.12倍)地方と最も低い(2.33倍)地方です。1〜11月の平均は、近畿地方が多い年が10年中8年あります。

東北地方1,344円、近畿地方1,239円(二人以上の世帯)。2025年12月の1世帯あたりのケーキ代です。東北地方は2016年から2025年まで、10年連続で近畿地方を上回りました。
この2地方を並べたのは、12月の額が1〜11月の平均の何倍か(この記事では「12月の倍率」と呼びます)を2018〜2025年の8年合計で見ると、10地方で東北地方が最も高く(3.12倍)、近畿地方が最も低い(2.33倍)からです。
1〜11月の平均では、近畿地方のほうが多い年が10年中8年あります。12月の倍率は、2016〜2025年の1年ずつでも10年とも東北地方が上でした。

ケーキの12月の倍率は2.37〜2.85倍 ほかの菓子15品目は2.25倍以下

菓子16品目の12月の倍率を2018〜2025年の1年ずつ出すと、ケーキは2.37〜2.85倍でした(二人以上の世帯・全国)。ほかの15品目は、どの年も2.25倍以下です。
8年合計で並べると、ケーキの2.55倍に続くのはカステラの1.57倍で、他の和生菓子は1.30倍、他の洋生菓子は1.36倍でした。アイスクリーム・シャーベット(0.71倍)とゼリー(0.54倍)は、12月が1〜11月の平均を下回ります。
全国のケーキの12月の額は1,344〜1,431円、1〜11月の平均は484〜577円です。8月までしか出ていない2026年は、どの計算にも入れていません。
家計調査の「ケーキ」は、原則として「小麦粉をスポンジ状、タルト状に焼きあげ、それに生クリーム、果物などを飾ったもの」で、例にショートケーキ・モンブラン・チーズケーキ・サバランが挙がっています。バームクーヘン・パウンドケーキ・アップルパイは「他の洋生菓子」、アイスケーキは「アイスクリーム・シャーベット」に入ります。飲食店が出した菓子は、持ち帰りでも外食の「喫茶代」(「飲物(酒類は除く。)、菓子及び果物の外食。」)に入り、ここには含まれません。分類の文言は、2020年1月改定と2025年1月改定の収支項目分類で確認しました。
総務省統計局は2012年12月の「家計ミニトピックス」で、2011年に12月にケーキを買った世帯が約53%と、1〜11月の30%前後より多かったことなどを紹介しています。この記事は、12月の倍率を菓子の品目・地方・市で比べたものです。

10地方の12月の倍率 8年合計で東北地方3.12倍 近畿地方2.33倍

2018〜2025年の8年合計で12月の倍率を10地方で比べると、最も高いのが東北地方の3.12倍、最も低いのが近畿地方の2.33倍でした(二人以上の世帯)。ほかの8地方は2.38〜2.80倍です。
2016〜2025年の1年ずつでも、東北地方は2.78〜3.52倍、近畿地方は2.03〜2.59倍で、10年とも東北地方が上でした。
12月の額そのものも、東北地方は1,344〜1,727円、近畿地方は1,069〜1,365円で、2016〜2025年の10年とも東北地方が多くなりました。一方、1〜11月の平均は、東北地方が多かったのが2018年・2019年だけで、残りの8年は近畿地方のほうが多い結果です。

52市の8年合計 3倍を超えたのは青森市・秋田市・山形市

都道府県庁所在市と政令指定都市の52市(東京都区部を含む)で、2018〜2025年の8年合計の12月の倍率を出すと、3倍を超えたのは青森市(3.18倍)・秋田市(3.14倍)・山形市(3.06倍)でした(二人以上の世帯)。3市とも東北地方の市です。2017年を足した9年合計では、福島市(3.04倍)と甲府市(3.02倍)も3倍を超えます。2倍を下回ったのは神戸市(1.83倍)だけで、9年合計でも同じです(1.93倍)。
・東北地方の6市 青森 3.18・盛岡 2.66・仙台 2.49・秋田 3.14・山形 3.06・福島 2.88
・近畿地方の7市 大津 2.24・京都 2.10・大阪 2.39・堺 2.34・神戸 1.83・奈良 2.39・和歌山 2.56
52市全体では1.83〜3.18倍で、全国の8年合計は2.55倍です。市の値は1年ずつだと大きく動き、たとえば鳥取市は1.83〜4.95倍の幅がありました。そこで市は8年分を足して比べています。

よくある質問

都市の大きさで、12月の倍率は変わりますか

小都市B・町村(人口5万未満の市と町村)の12月の倍率は2.61〜3.82倍で、2016〜2025年の10年とも4つの都市階級で最も高くなりました(二人以上の世帯)。大都市(政令指定都市と東京都区部)は2.22〜2.68倍、中都市は2.33〜2.90倍、小都市Aは2.15〜2.89倍です。

東北地方と近畿地方の12月の額は、どれくらい違いますか

2016〜2025年の年ごとに105〜521円、東北地方が多くなっています(二人以上の世帯)。差が最も大きいのは2023年の521円(東北地方1,727円・近畿地方1,206円)、最も小さいのは2025年の105円(1,344円・1,239円)です。

まとめ 菓子ではケーキ 地方では東北地方の12月の伸びが大きい

東北地方の12月のケーキ代は、2016年から2025年まで10年連続で近畿地方を上回り、差は年ごとに105〜521円でした(二人以上の世帯)。1〜11月の平均では、近畿地方が多い年が10年中8年あります。12月の倍率は10年とも東北地方が上でした(東北地方2.78〜3.52倍、近畿地方2.03〜2.59倍)。52市の8年合計で3倍を超えたのは青森市・秋田市・山形市です(2017年を足した9年合計では福島市・甲府市も3倍超)。
菓子16品目では、ケーキの12月の倍率が2.37〜2.85倍で、2番目に高いのは8年合計でカステラの1.57倍でした。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ