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「お母さんがいいって言ったんだから、いいでしょ」母と仲が良い彼。だが、行き過ぎた相談に思わずぶつけた本音

  • 2026.11.2
「お母さんがいいって言ったんだから、いいでしょ」母と仲が良い彼。だが、行き過ぎた相談に思わずぶつけた本音

私が知らなかった彼と母のお金のやり取り

まだ若かったころ、私は彼と一緒に暮らしていました。

彼はおしゃれが好きで、私も母も洋服を見るのが大好きでした。

三人で買い物に出かけることも多く、彼と母はすっかり仲良くなっていました。

そのうち、私がいなくても二人で買い物に行くようになりました。

ある日の昼、待ち合わせをしていた洋服店に行くと、彼と母が買い物袋を提げて楽しそうに話していました。

二人が仲良くしてくれるのは、私もうれしく思っていました。

ところが、しばらくして母からかかってきた電話で、思いがけない話を聞いたのです。

「この前の靴、彼によく似合ってたわね。立て替えた分は急がなくていいって、伝えておいてね」

「えっ、立て替えたって何のこと?」

聞けば、彼が欲しがっていた靴の代金を、母がお店で払ったというのです。

「ちなみに、いくらだったの?」

「7万円よ」

「7万円!?そんな話、私聞いてないよ」

母は返済を急いでいない様子でしたが、私は驚きを隠せませんでした。

彼と母の仲がいいのは知っています。

でも、7万円ものお金を立て替えてもらっていたなんて、彼からはひと言も聞いていなかったのです。

「お母さんがいいって言ったんだから、いいでしょ」

その夜、居間のソファに座っている彼に、母から聞いたことを話しました。

彼の横には、新しい靴の箱が置かれています。

「ねえ、その靴、母にお金を出してもらったんだって?」

「ああ、うん。お母さん、気前いいよね」

「どうして私に何も言わなかったの?」

「別に隠してたわけじゃないよ。ちゃんと返すつもりだし」

彼は特に気にしていない様子でした。

「でも、7万円だよ?そんな大きなお金、母に払ってもらって平気なの?」

「お母さんがいいって言ったんだから、いいでしょ」

「そういう問題じゃないと思うんだけど」

すると彼は、少し面倒そうな顔で言いました。

「そのうち返すって言ってあるし。家族みたいなもんなんだから、細かいこと言わないでよ」

その言葉を聞いて、私は黙っていられなくなりました。

「母は、あなたの財布じゃないよ」

彼はこちらを見ました。

「仲良くしてくれるのはうれしいよ。でも、母が断らなかったからって、そんな大きなお金を気軽に出してもらうのは違うと思う」

「だから、返すって言ってるじゃん」

「だったら、今週中に返してほしい。母は急がなくていいって言ってるけど、そこに甘えないでほしいの」

彼は何か言いかけましたが、それ以上は言い返さず、靴の箱に目を落としていました。

その週のうちに、彼は母のところへ靴の代金を返しに行きました。

後から母に電話で確認すると、「そんなに気にしなくていいのに」と笑っていました。

母は気にしていなくても、私はこのまま曖昧にしたくありませんでした。きちんと返してくれたと分かり、ようやく安心しました。

それからは、彼が母と買い物に行くときは、必ず先に私へ声をかけるようになりました。

どれだけ親しくなっても、お金のことは別です。今回のことで、そこはきちんと線引きしておきたいと感じました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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