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「俺には何もしてくれないのに」車の購入費50万円を援助してもらった私を責める弟。だが、母が明かした2年間の事実

  • 2026.11.2
「俺には何もしてくれないのに」車の購入費50万円を援助してもらった私を責める弟。だが、母が明かした2年間の事実

新しい車を見た弟から突然の一言

長く乗っていた車が故障し、修理には80万円以上かかると言われました。

修理するか、思い切って買い替えるか。大きな出費になるため、私はなかなか決められずにいました。

実家で母にその話をすると、心配そうな顔で言われました。

「また車が止まったら危ないから、買い替えなさい。50万円だけ出すから」

思いがけない申し出に驚きましたが、母の気持ちに甘えることにしました。

母に50万円を出してもらい、残りは自分で支払って、新しい車に買い替えたのです。

しばらくして、その車で実家へ行ったときのことです。

玄関の前に車を止めると、ちょうど来ていた弟が家から出てきました。

弟は車を見るなり、少し不機嫌そうな顔をしました。

「車、買い替えたんだ」

「うん。前の車、修理代が高かったからね」

すると弟は、いきなりこんなことを言い出しました。

「母さんに車買ってって頼んだんでしょ?」

「え? 違うよ。故障した話をしたら、お母さんのほうから援助するって言ってくれたの」

「でも、お金出してもらったのは本当なんでしょ?」

「それはそうだけど……」

「いい年して親にお金出してもらうの、どうなの?」

頼んだわけではないと説明しても、弟は納得してくれません。

「そんな言い方しなくてもいいでしょ」

そう返すと、弟はそれ以上何も言わず、家の中へ戻っていきました。

母に助けてもらったのは事実です。それでも、事情を聞かずに責められたことが悲しく、私はしばらく玄関の前に立ち尽くしていました。

「俺には何もしてくれない」と言う弟に母が告げたこと

気持ちを落ち着けて居間に入ると、母が座卓の前に座っていました。その向かいには弟がいます。

私が座ろうとすると、弟がまた口を開きました。

「姉ちゃんだけずるいよ。俺には何もしてくれないのに」

その言葉を聞いて、母が弟のほうを向きました。

「ちょっと待って。車のお金は、私から出すって言ったのよ」

「でも、姉ちゃんだけじゃん」

「あなたにも、必要なときにはお金を出してるでしょう」

「え?いつ?」

母は少し間を置いてから、静かに答えました。

「あなたが仕事をしてなかったとき、年金を2年間払ってたのは私よ」

弟は一瞬、言葉に詰まりました。

母は責めるような口調ではなく、淡々と続けました。

「お姉ちゃんにだけ何かしてるわけじゃないの。あなたのことも助けてきたつもりよ」

弟は母から目をそらし、うつむいてしまいました。

さっきまであれほど強い口調だったのに、もう何も言い返しません。

私も、弟が仕事をしていなかった時期に母が年金を払っていたとは知らなかったので、驚きました。

母が私だけを特別扱いしていたわけではない。そのことを弟にも分かってほしいと思いましたが、私からは何も言いませんでした。

帰る前、私は母に改めてお礼を伝えました。

「お母さん、車のこと、本当にありがとう」

「いいのよ。これで安心して乗れるでしょう」

母は窓から新しい車を眺め、ほっとしたように笑いました。

帰り際、玄関で靴をはいていると、弟も出てきました。しかし、私とは目を合わせず、何も言わないまま先に帰っていきました。

結局、謝罪の言葉はありませんでしたが、それ以来、弟が私の車について何か言ってくることはなくなりました。

母は玄関の前まで出て、手を振って見送ってくれました。

新しい車に乗り込みながら、母の気遣いを改めてありがたく感じた出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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