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「恋人なんだから割り勘が当たり前でしょ」10杯以上飲むのに半額しか払わない彼。だが、友人の前で同じ提案をした結果

  • 2026.11.2
「恋人なんだから割り勘が当たり前でしょ」10杯以上飲むのに半額しか払わない彼。だが、友人の前で同じ提案をした結果

飲む量が違うのに、会計はいつも半分

付き合っている彼は、大のお酒好きです。居酒屋に行くとビールやハイボールを次々に注文し、10杯以上飲むことも珍しくありません。

一方、私はお酒をゆっくり楽しむタイプです。彼が何杯もおかわりする間、私はまだ最初の一杯を飲んでいることもあります。

それなのに、会計はいつもきっちり割り勘でした。

ある夜も、彼は空になったジョッキを置くと、店員さんを呼びました。

「すみません、生もう一杯お願いします!」

「まだ飲むの?」

「明日休みだし、いいじゃん。お前も何か頼む?」

「私はまだ残ってるから大丈夫」

彼は「そっか」と笑い、またビールを飲み始めました。

そして会計になると、伝票を見ながらいつものように言いました。

「じゃあ、半分ずつね」

私は少し迷いましたが、思い切って口を開きました。

「あのさ、私、そんなに飲んでないんだけど……」

「え?恋人なんだから割り勘が当たり前でしょ」

「でも、飲んだ量が全然違うよね?」

「えー、そこまで細かく分ける?せこいって」

彼は冗談でも言うように笑っていました。

私だって数百円の違いまで気にしたいわけではありません。ただ、毎回これだけ飲む量が違うのに、半分ずつ払うのは納得できませんでした。

それでも、その場で言い合いになるのが嫌で、結局いつもどおり半分を払いました。

友人カップルとの飲み会で

しばらくして、友人のカップルと4人で居酒屋に行くことになりました。

個室のテーブルで、私と彼が並んで座り、向かいには友人の女性と男性が座りました。

その日も彼はよく飲んでいました。ほかの3人がまだ最初の一杯を飲んでいる間にも、次々と追加の注文をしていました。

楽しく話しているうちにお開きとなり、友人の女性が伝票を受け取りました。

すると彼が財布を取り出し、何気なく言ったのです。

「4人で割り勘でいいよね?」

友人の女性は少し驚いたように彼を見ました。

「え、4等分?でも、今日かなり飲んでたよね?」

「まあ、そうだけど……」

「料理はみんなで分けるとして、飲み物はそれぞれ払うのでよくない?」

彼は少し困った顔をしました。

「そこまで分ける?」

すると、友人の男性も口を開きました。

「でも、俺たちはあんまり飲んでないし、そのほうがありがたいかな」

友人の女性もうなずきました。

「そうそう。飲んだ分は、飲んだ人が払えばいいと思うよ」

彼は一瞬黙りましたが、やがて小さくうなずきました。

「ああ、そっか。じゃあ、そうしよう」

そして、自分が頼んだお酒の分も含め、ほかの3人より多めにお金を出しました。

私は隣でそのやり取りを聞きながら、少し驚いていました。あんなに何度も伝えても聞いてくれなかったのに、友人たちの前ではあっさり受け入れたからです。

それからというもの、彼は私と二人で飲みに行くときも、自分が飲んだ分を払うようになりました。

以前のように「半分ね」と言われることもありません。

友人が特別厳しいことを言ったわけではありません。ただ、私がずっと言いたかったことを、ごく普通のこととして伝えてくれたのです。

あの日の飲み会は、私にとって忘れられない出来事になりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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