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「祝儀なんて、あげなきゃよかった」結婚式で母の誕生日を祝った私。だが、義母が不満を漏らしたワケと、夫が返した言葉

  • 2026.11.2

母の誕生日と重なった結婚式

結婚式の準備をしていたころ、夫と私は、来てくれる人みんなに楽しんでもらえる式にしたいと話していました。

まずは式を挙げる時期を決め、いくつかの式場を見学。

その中に二人ともひと目で気に入った式場がありました。

その時期に空いていた日を確認すると、たまたま大安で、私の母の誕生日でもあったのです。

せっかくなので、披露宴の途中で母の誕生日をお祝いできないかと夫に相談しました。

そして、母には内緒でケーキを用意することにしたのです。

ただ、この演出について義実家には伝えていませんでした。

式の準備中に義母と少しもめたこともありましたが、当日は楽しく過ごしてもらえたらと思っていました。

そして迎えた結婚式当日。

披露宴の途中で、ろうそくを立てたケーキが運ばれてきました。

私が母の前に差し出すと、母は驚いて両手で口を押さえました。

「えっ、私に?」

「お母さん、お誕生日おめでとう!」

会場から拍手が起こり、母も嬉しそうに笑ってくれました。

ところが、親族席に目を向けると、義母だけは拍手をせず、硬い表情でこちらを見ていました。

少し気になりましたが、そのときは特に何も言われず、披露宴はそのまま進みました。

数か月後、義母が口にした不満

結婚式が終わったあと、夫から気になる話を聞きました。

義母が夫に「あちらのお母さんの誕生日を祝うために、ご祝儀を出したわけじゃない」と不満をこぼしていたというのです。

それから数か月後、夫と二人で義実家を訪ねた日のことです。

居間で義父母と向かい合って座っていると、義母が結婚式の写真を見ながら話を切り出しました。

「あの日のお祝いだけど、私には何も聞かされてなかったわよね」

「うん。先に伝えておけばよかったね。ごめん」

夫が謝ると、義母はため息をつきました。

「急にあんなことが始まって、こっちは恥ずかしかったわ」

確かに、事前に一言伝えるべきだったかもしれません。私も申し訳ない気持ちになりました。

しかし、義母の話はそれだけでは終わりませんでした。

「それに、どうしてわざわざあちらのお母さんの誕生日に式をしたの?最初からそのつもりだったんじゃない?」

「いや、そうじゃないよ。式場で空いていた大安の日を選んだら、たまたま誕生日と重なったんだ」

夫が説明しても、義母は納得できない様子でした。

「でも、誕生日のお祝いまで用意してたんでしょう?」

「それは日取りが決まってから、二人で相談したんだよ」

すると義母は私のほうを向き、ぽつりと言いました。

「祝儀なんて、あげなきゃよかった」

その言葉には、さすがに驚きました。義母が不快に思ったことは理解できますが、ご祝儀のことまで言われるとは思っていなかったのです。

夫が義母にはっきり伝えたこと

私が何も言えずにいると、隣にいた夫が湯のみを置きました。

「母さん、お祝いのことを知らせなかったのは悪かったと思ってるよ」

そこで一度言葉を切り、続けました。

「でも、式の日をわざと誕生日に合わせたわけじゃない。それは分かってほしい」

義母は黙ったまま、夫を見ていました。

「それに、ご祝儀のことまで持ち出して、妻や妻の家族を責めるような言い方はやめてほしい」

そして、夫は静かに言いました。

「そこまで言うなら、ご祝儀は返すよ」

義母は驚いたように夫を見ましたが、すぐには言葉が出てきませんでした。

すると、それまで黙って話を聞いていた義父が口を開きました。

「もう、よしなさい」

義母は目を伏せ、それ以上は何も言いませんでした。

その後、義母がご祝儀の話を持ち出すことはなくなりました。

義実家とは少し距離ができたままですが、あの日、帰りの車で夫が言ってくれた言葉は忘れられません。

「君の家族を悪く言われるのは、黙っていられないよ」

事前に義母へ伝えるべきだったという反省はあります。それでも、私だけを責めることなく、二人で決めたこととして向き合ってくれた夫の言葉が、とても嬉しかったです。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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