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【なんでやねん!?】なぜ「ならまち」の家はやたらとがっしり!? 太い格子の裏にあった、奈良に“しか”ない歴史のヒミツとは

  • 2026.9.14

A.B.C-Zの塚田僚一とABCテレビ福井治人アナウンサーペアによる、番組リニューアル初回のミステリー現場は、風情ある町家や寺院が立ち並び、多くの観光客で賑わう奈良の「ならまち」。

江戸や明治など、およそ100年以上前に建てられた歴史ある家々が連なる美しい街並みだが、ふと建物の格子に目をやると・・・

「ん? なんだかやたらとガッシリしてない!?」。

京都などの古い街並みで見かける繊細で細い格子と比べると、ならまちの格子は木をまるまる1本そのままはめ込んだかのような太さ。比較してみるとその差は一目瞭然だ。

一体なぜ、ならまちの家々はこれほど頑丈で太い格子を取り付けているのだろうか?

【TVer】ならまちの家が”やたらとがっしり”してるのなんでやねん!?

■なぜ“太すぎる格子”は奈良だけ?

京都の町に必要とされておらず、奈良の町には必要とされている・・・?

そう考察するなか、早速塚田が「鹿! 鹿が入らないようにするため! これだけ太かったら突進されても無理でしょ!」と鋭い直感をひらめかせる。

しかし、福井アナはあまりに早すぎる推理からか、あまり前のめりではない様子。

もっと歴史の知識を深めるため、安政元年(1854年)創業の老舗砂糖店で聞き込みを行うと、「外からは見えづらく、中からは見えやすい」「防犯や客人を迎えるためだった」との証言を得る。

これに手応えを得たふたりは「強盗などの侵入から家を守るため」という方向性を立て、奈良の歴史に詳しい、奈良まほろばソムリエの藤井哲子さんにお伺いを立ててみることに——。

■捜索範囲は、国宝エリア?

藤井さんのジャッジは、「守るため」という視点では正解!

もともと裕福ではなかった奈良の人々は、丸太をそのまま使った格子を用いていたことが、「太すぎる格子」の起源ではあるのだが、江戸時代に裕福になると京都のような細く雅な格子も使われるようになったのだとか。

しかし、ある理由によって再び太い格子に戻さざるを得なかったのだという。

それは一体なぜなのか? その謎の鍵を握るのは「国宝」エリア——というヒントをもとに、国宝である元興寺や興福寺周辺をくまなく捜索することに。

そのなかで、この2つの国宝に挟まれた場所に位置する「鹿の看板」を発見したふたりは、これが答えにつながるはず! と考察し「強盗など人の侵入を防ぎつつ、鹿からも家を守るため」という二本仕立ての回答を引っ提げて答え合わせに挑む!

返ってきた評価は・・・100点満点中ビミョーな「30点」!

惜しくも鹿の部分だけ評価されたが、強盗うんぬんはまったくお門違いだったようだ。

■“やたらとがっしり”は、“鹿ファースト”が生んだ優しさだった

実は、太い格子には「家を鹿から守る」だけでなく、「大切な鹿を傷つけないため」という温かい理由が隠されていた。

京都のような細い格子だと暴れた鹿の角が挟まって傷ついてしまうおそれがあるが、太く丸みのある丸太格子なら、鹿の角が当たっても痛くない。

つまり、あのガッシリとした格子は、家を守ると同時に“鹿を守る”ための「鹿格子」でもあったのである。

そして、藤井さんがヒントとして掲げていた答えは、三条通沿いの興福寺が掲げる解説板の物語にあった。これによると、興福寺には、鹿を意図せず殺してしまった少年が「石子詰めの刑(小石で生き埋めにされる刑)」に処されたという逸話があるのだという。

人間主体の考えにとらわれず、昔から“鹿目線”で物事を考えていた奈良の人々の優しさに深く感じ入るNDYのふたり・・・と、感動的な歴史ミステリーとして美しくまとまったかに見えた今回のロケ。

しかしVTR明けのスタジオでは、番組リニューアルから火曜日レギュラーとなったもうひとりのNDYメンバー河合郁人が、福井アナの“プレイングミス”を見逃さなかった。

「塚ちゃんは最初からずっと“鹿”って言ってたよね?」

実は、前回も河合が“虎”と言っていたのに、福井アナが「うーん・・・」と積極的に受け入れず、今回と同じような結果に・・・。

ふたりのメンバーから追及されて、タジタジの福井アナ。

次回は起死回生なるか!?

今回の調査の模様は、情報番組『newsおかえり』(毎週月曜~金曜午後3時40分、ABCテレビ)内の「福井✕塚田のなんでやねん!?」9月8日放送回で紹介された。

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