1. トップ
  2. グルメ
  3. 週末のリセット旅に NEWSな奈良へ出かけよう

週末のリセット旅に NEWSな奈良へ出かけよう

  • 2026.4.26

週末のリセット旅にNEWSな奈良へ出かけよう

奈良きたまちに誕生する新しいスポット、世界遺産登録を目指す飛鳥・藤原エリアと、いま奈良には、気になる話題がいろいろ。週末は、ゆるっと歩きながら心をリセットする旅へ出かけてみませんか。

●4/27(月)に奈良監獄ミュージアムが開館奈良きたまち

多様な時代がまちに溶け込む“歴史のモザイク”

奈良市内では、旧奈良監獄を活用した「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」が4/27(月)に開館します。旧奈良監獄は、明治政府が近代化の象徴として建設した五大監獄のうち、唯一全貌が残る国の重要文化財。6/25(木)には、同敷地内にラグジュアリーホテル「星のや奈良監獄」も開業します。

この旧奈良監獄が位置するのは、近鉄奈良駅の北側、東大寺の西側に広がる通称「きたまち」と呼ばれるエリア。「きたまちは愛称です。地図上にはないまちで、“歴史のモザイク”とよくいわれます」と、奈良市観光大使で、きたまちの魅力発信に関わる倉橋みどりさん。

「奈良時代に建てられた東大寺転害門(国宝)が今も普通に街中にあり、大仏を造立した聖武天皇と光明皇后の御陵、さらに戦国時代に織田信長も訪れたと伝わる多聞城跡も残ります。江戸時代に奈良奉行所が置かれた場所には奈良女子大学があり、明治時代の美しい校舎(記念館・重要文化財)が現存します。さまざまな時代の歴史や文化が、人々が生活するまちにモザイクのように自然に溶け込んでいるのが、このエリアの魅力です」

きたまちには、まちの人たちがボランティアで運営する観光案内所が2カ所あり、古民家を利用したカフェやショップも点在。「奈良時代に伝わった薬草やスパイスが正倉院に保存されているご縁なのか、スパイスカレーの名店も多く、歩くほどに新しい発見も。まずは、近鉄奈良駅からバスで奈良阪まで移動し、駅方面に向かって、ぶらぶらするのがおすすめです。気の向くまま、散歩気分で楽しんでください」

出典:シティリビングWeb

教えてくれたのは

奈良市観光大使 きたまちコンセント世話役

倉橋みどりさん

出典:シティリビングWeb
奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート

「美しき監獄からの問いかけ」をコンセプトに、当時の建築をそのままに見学できる保存エリアや、刑務所の生活の様子やアーティストの作品を紹介する展示エリアで構成。併設のカフェでは、明治時代の洋食文化を反映したオリジナルカレーパンやご当地ソーダなども登場します。

■住所 奈良市般若寺町18 ■開館時間 9:00~17:00(最終入館16:00)、定休日なし ■料金 大人2,500円~

出典:シティリビングWeb

▲重厚な赤れんが造りが迎えるミュージアムゲート

出典:シティリビングWeb
東大寺転害門
出典:シティリビングWeb
奈良女子大学記念館
出典:シティリビングWeb

▲5/1(金)~7(木)に一般公開

情報収集はここで!
出典:シティリビングWeb

▲まちの人たちによって運営されている旧鍋屋交番きたまち案内所

出典:シティリビングWeb

▲奈良市きたまち転害門観光案内所

この夏の世界遺産登録を目指す飛鳥・藤原

地面の下に眠る遺跡に、古代のロマンを感じて

奈良県南部の橿原市・明日香村・桜井市にまたがる「飛鳥・藤原」は、宮跡や古墳などが数多く残り、この夏の世界遺産登録を目指す動きでも注目されています。

「世界遺産というと、法隆寺や東大寺のように、今も残る建造物を思い浮かべる人が多いのでは。しかし、飛鳥・藤原には、建物そのものは残っていません。西暦592年に推古天皇が即位し、710年に平城京に遷都するまでの飛鳥時代と呼ばれる約100年間に、国づくりが急速に進みました。その国家形成の過程を示す宮殿や寺院、古墳などの遺跡が、地面の下に良好な状態で残っているのが特徴です」と奈良大学教授の相原嘉之さん。

例えば、もともとは天皇のプライベートな空間だった宮殿の周りに、政務や儀式を行う建物や役所が少しずつ造られ、今の国会議事堂や霞が関の省庁のような役割を持つ施設が徐々に整えられていく様子が、遺跡から読み取れるのだそうです。

また、国づくりが一気に進んだ背景には、当時の国際情勢の影響も。「中国大陸では隋や唐が国を統一し、朝鮮半島にも勢力を広げようとしていた動乱の時期。海を隔てているとはいえ、日本も国家としての体制を整える必要があり、諸外国と積極的に交流しながら制度や技術、文化を取り入れていきました」

「飛鳥を訪れたことがある人は、石舞台古墳と広がる田園風景のイメージが強いかもしれません(笑)。しかし、ここでは発掘調査が毎日のように行われ、歴史は日々更新されています。少し予習をしてから訪れると、この巨石はどうやって運ばれたのか、ここにはどんな寺院が建っていたのかと想像がふくらみ、より楽しめるはず。徒歩やレンタサイクルで回ると、地形のアップダウンが感じられ、“こんな場所に古墳を造ったの?”という発見もあるでしょう」

出典:シティリビングWeb

教えてくれたのは

奈良大学 文学部文化財学科教授

相原嘉之さん

出典:シティリビングWeb
ここが面白い!!

▶遺跡から国づくりのドラマが見えてくる

▶積極的な国際交流の様子がわかる

▶発掘調査が今も続き、歴史が日々アップデート

藤原宮跡(橿原市)

藤原宮という王宮を中心に、日本で初めてマス目状に道を張り巡らせた都。大和三山(香具山・畝傍山・耳成山)に囲まれ、飛鳥時代の人が眺めたであろう景色や空間を感じられるのも魅力。

出典:シティリビングWeb

▲写真提供:世界遺産「飛鳥・藤原」登録推進協議会HP

飛鳥寺(明日香村)

日本最初の本格的仏教寺院として建立。「飛鳥大仏」の名で知られる本尊の銅造釈迦如来坐像は、創建された飛鳥時代のもの。

出典:シティリビングWeb

▲銅造釈迦如来坐像

出典:シティリビングWeb
酒船石(さかふねいし)遺跡 亀形石造物(明日香村)

飛鳥宮跡近くの丘陵地の祭祀遺跡にあり、2000年に発見。地下水を亀の形をした背中に溜める構造になっている。

出典:シティリビングWeb

▲写真提供:世界遺産「飛鳥・藤原」登録推進協議会HP

キトラ古墳(明日香村)

石室に描かれた四神や東アジア最古級の天文図が有名。壁画は現在、キトラ古墳壁画体験館「四神の館」で保存され、定期的に公開されている。

出典:シティリビングWeb

▲写真提供:世界遺産「飛鳥・藤原」登録推進協議会HP

国宝キトラ古墳壁画の公開(第39回)

■ 期間 5/23(土)~6/21(日) ※閉室日 6/3(水)・17(水)

■ 公開壁画 天井「天文図」

詳細・申し込みは運営事務局ホームページから

詳細・申し込みはこちら

元記事で読む
の記事をもっとみる