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親友から返事がない。見放されたと思った私の誤解

  • 2026.8.1
ハウコレ

「ちゃんと書きたくて、送れなかった」。カフェで向かい合った親友が、そう口にしました。

そのあとに続いた事情で、見放されたと思っていた私の勘違いがほどけていきます。

大学時代から何でも話せる相手だった

親友とは大学で知り合い、社会人になってからも月に数回は連絡し合う仲でした。仕事の愚痴も、恋愛の失敗も、家族の面倒くささも、彼女にだけは全部話してきたつもりです。会社で大きなミスをして人前で上司から叱責された日、家に帰るなり彼女に長文を送りました。

「会社でやらかしちゃった。もう自信ない。話聞いてほしい」

送信音と重なるように、既読の表示がつきました。返信は、その日のうちにも、翌日にも届きませんでした。

共通の知人からの何気ない一言

数日経った頃、同じ会社にいる共通の知人と昼休みに話しました。

「そういえばこの前見たよ、あの2人が並んで座って楽しそうにしてた」

私は相槌を打ちながら、自分だけが返信をもらえていない状況で仲間外れにされた気持ちになりました。帰りの電車でメッセージ欄をまた開いていました。返信はありません。私の相談は、彼女にとって返信するほどのものでもなかったのだと思い始めていました。

意を決して、一度会えないかと送った

10日目、私は自分から「一度会えない?」と短いメッセージを送りました。返信は数分で届きました。

「ごめん、遅くなって。話せる?」

指定されたカフェの席で向かい合った彼女は、いつもより痩せて見えました。彼女は少しためらってから「ちゃんと書きたくて、送れなかった」と切り出しました。続けて「母が急に倒れて、入院してる」と口にしたその一言で、私は自分の勘違いを認めるほかありませんでした。

そして...

「気づけなくてごめん」と私は返しました。彼女は首を横に振って、テーブルの上で私の手を軽く握りました。共通の知人から聞いた話も打ち明けると、彼女は「あれ、去年の集まりの写真だよ」と目を丸くしました。最近のことのように伝わっていた1枚は、去年の私たちを含む集まりのものでした。既読の意味を勝手に読み替えていたのは私のほうでした。頼るのは片方だけの権利ではないと、あの席で改めて気づきました。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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