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【新・フレンチシック特集】パリの仕掛け人、ラムダン・トゥアミの次なるクリエイターは?

  • 2026.7.18
MARI SHIMMURA

老舗香水ブランド「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」を復活させたことで有名な実業家兼クリエーティブディレクター、ラムダン・トゥアミ。2024年にはコンセプトストア「WORDS, SOUNDS, COLORS & SHAPES」をオープンするなど、パリのクリエーティブシーンを刺激するキーパーソンに続くような、 2人の若手実力派にフォーカス。

Mathieu Lebreton/マチュー・ルブルトン(ギフトショップ創業者)

MARI SHIMMURA

タイムレスな価値こそ美学の本質

数々のクリエイティブな潮流を生み出してきたマチュー。学生だった2003年にオンラインマガジンを立ち上げて成功した後、マーケティング会社を設立。20カ国で展開するグローバル企業へ成長させたが、株式を売却してロサンゼルスへ移住。「6年間の海外生活で、レストランやホテルのグッズを集めていました。魅力的だったけれど品質が悪く、もっと良いものが作れるはずだと思いました」。パリに戻った後、2023年にギフトショップを設立。歴史あるパリのアドレスと協働し、グッズ製作を手がける。

GIFT SHOP/パリのアドレス50軒以上と協働し、皿やグラス、アパレルグッズなど展開。 MARI SHIMMURA
GIFT SHOP/レストランやホテルで使われていたヴィンテージの灰皿など。 MARI SHIMMURA

今年はショップもオープンし、次の動向に注目が集まるが、彼にとってのフレンチシックとは? 「生き方そのもの。あまり努力しすぎず、人生を楽しむこと。そして、人にどう見られるかではなく、自分がどう振る舞うかが本質的なスタイルだと思います。私たちのパートナーも見た目の美しさではなく、特別な魅力を持っていることが大事。流行よりもタイムレスであるべきだと考えています。10年後、20年後まで大切に保管され、ヴィンテージとなるものを作りたいですね」

GIFT SHOP/ベストセラーの「ビストロ・ポール・ベール」Tシャツ€60。 MARI SHIMMURA
GIFT SHOP/「ビストロ・ブイヨン」のキーチェーン€10。 MARI SHIMMURA

GIFT SHOP(ギフトショップ)

Palais Royal - 8, rue de Valois 75001 Paris

https://giftshop.paris/fr/

GIFT SHOP/パレロワイヤルに構えるショップ。 MARI SHIMMURA

Philéo Landowski/フィレオ・ランドスキー(フィレオ創業者、シューズデザイナー)

MARI SHIMMURA

アートな創造性で次世代をリード

24歳のシューズデザイナー、フィレオ。14歳でセリーヌに飛び込み、2019年、17歳で自身の名を冠したブランドをスタート。21歳でサロモンのディレクターを務め、昨年は「ANDAM Fashion Awards」のファイナリストに。コム デ ギャルソンとのコラボでも知られる注目株だ。彼が手がけるレザーシューズは、丸みを帯びた独特のシルエットが特徴。人間工学に基づき、足の形を尊重したラディカルなデザインを追求する。さらに、見る距離や触れる瞬間によって印象が変わるのもユニーク。「小さなイースターエッグ的ディテールが、靴をよりおもしろくさせるんです」。その遊び心は、昨冬オープンした旗艦店にも反映されている。

PHILÉO/マレのボーマルシェ大通りにある店。ファッションブランド「エコール・ド・キュリオジテ」とコラボした詩的な展示空間。 MARI SHIMMURA
PHILÉO/バレエシューズやローファーも、丸みのある足先で履き心地抜群。 MARI SHIMMURA

ヴィトラなど家具ブランドやアーティストとコラボし、内装や展示を2カ月ごとに刷新。「なぜこれをやったのかと考えさせられるような知的で刺激的な場所を目指しています」。そんな次世代の彼にとって、フレンチシックとは?「エフォートレスであること。努力を見せない自然なスタイル。それは生き方にも通じています。力まず自分の世界観を確立させることですね」

PHILÉO/建築的なフォルムが人気のミュール €177。 MARI SHIMMURA

PHILÉO(フィレオ)

37, boulevard Beaumarchais 75003 Paris

https://phileo.paris/

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