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静かに思索されたパリの過去、現在、未来

  • 2026.4.25

Martin Essl

静かに思索されたパリの過去、現在、未来

アーティスト Martin Esslによる展覧会「Le bateau ivre」が、THE BOOK ENDにて5月6日(水・祝)まで開催中。

オーストリアに生まれ、パリを拠点に活動するアーティスト Martin Essl。
ドキュメンタリー写真を通して個人的な物語と政治的なナラティブを絡み合わせ、写真やテキスト、映像を組み合わせた長期的なフォトエッセイを写真集という形式で展開している。

これまでに「Le Château Rouge No. 1」をはじめとする作品集を刊行した他、2027年にはパリでの彼の創作活動を追ったドキュメンタリー映画の公開が予定されている。

本展では、2019年にMartinがパリ横断の道中で発見した青い壁を背景に据えて、その前を過ぎゆく通行人の姿を定点で夕暮れ時に撮影した連作「Le bateau ivre」を中心に展示。

ドイツの出版社 KEHRERより刊行された同名作品集の収録作品を、日本での開催に合わせて阿波和紙へと印刷したプリントで公開する。

天気が良い日の早朝に、自身のスタジオを起点としてパリ全体の横断を目指しながら、4年間にわたっていつも異なる方向とルートを歩き続けたMartin。
その道中において、パリでこれまでに育まれてきた文学・芸術運動や、同地に関わりが深い写真家や美術家、作家、詩人といった人々の記憶や足跡を辿ると同時に、現代の暴動やデモで破壊された爪痕が残る一幕にも直面した。

芸術家たちの作品に関心を寄せてじっくりと咀嚼すると共に、現代ならではの新たな視点も盛り込むMartinの制作姿勢は、作品のオリジナリティやコンセプトという視点においての1つの模範的な道しるべにもなる。

歩みを進めながら思索された、パリの過去と現在、そして未来。
アーティストが見つめ続けた時の流れを肌で感じて。



THE BOOK END
080-7007-6949



【Martin Essl “Le bateau ivre”】
DATE:5月6日(水・祝)まで開催中
※火曜、水曜定休
※ただし4月29日(水・祝)、5月5日(火・祝)、6日(水・祝)は開廊
TIME:11:00am~6:00pm
PLACE:THE BOOK END
ADDRESS:兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-5 海岸ビルヂング 302
ADMISSION FREE
WEBSITE: the-book-end.com/exhibition/459/

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