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シャネルの若手映画人サポートプログラムTOKYO LIGHTS第一章のラストを飾る上映会がパリで開催。

  • 2026.7.27

2024年、日本の映画界における若き才能の育成をサポートすることを目的に、シャネルは「CHANEL AND CINEMA – TOKYO LIGHTS」を立ち上げた。このプログラムから生まれた3人の若手監督による3本の短編映画が、去る7月8日にパリのサン ジェルマン デ プレ劇場で上映され、プログラムの最終章を飾った。

サンジェルマンデプレ劇場での上映会の様子。©Chanel

ガブリエル・シャネルの時代から、衣装制作はもちろん、映画祭へのコラボレーションや制作自体への参加など、映画のクリエイションに対するコミットメントを続けてきたシャネル。「CHANEL AND CINEMA – TOKYO LIGHTS」は、若手監督の輩出をサポートすることを目的に、日本映画界を牽引する是枝裕和監督と共に立ち上げたプロジェクトだ。

2024年11月、東京で行われたマスタークラスでは、是枝監督に加え、俳優でアンバサダーのティルダ・スウィントン、西川美和監督、俳優の役所広司と安藤サクラを講師に迎えた。さらにマスタークラスの参加者から応募されたシナリオから3本を選出。首藤凜監督の「親切がやって来る」、田中さくら監督の「夜明け」、古川葵監督の「夕べの訪問者」の3本の短編映画が制作され、今年春、東京のシャネル・ネクサス・ホールで一般公開されたのは記憶に新しい。

このプログラムの第一章を締めくくるイベントがパリでの上映会だ。

会場は、シャネルの協力で改装・リニューアルオープンしたばかりの歴史あるアール・エ・エッセー映画館(インディペンデント系映画館)、サン ジェルマン デ プレ劇場。可動式スクリーンの後ろにバーカウンターを秘めた小さな映画館は、映画関係者と観客の交流の場にもなる、映画の街パリを象徴する映画館だ。

日本からは是枝監督とともに首藤凜、田中さくら、古川葵の3監督が来仏し、300席あまりの客席が埋まった。

3作品の上映前には4人の監督によるトークイベントが行われた。©Chanel

上映に先駆けて、フランスの映画監督ヴィルジニー・アピウの司会で4監督のトークイベントが開催された。是枝監督は「フランスのCNC(映画と動画の国立センター)のような組織を日本でも作れないかと監督の有志が集まって5年ほど前から運動してきたが、なかなか実現しなかった。その時にシャネルが映画界の人材育成に手を挙げ、今日この日を迎えることができました」とパリでの3監督のお披露目に感激の言葉を述べた。

ショートムービーを制作した監督たち。左から、古川葵、首藤凜、田中さくら。©Chanel

首藤凜監督は、「しばらく映画が撮れずに悩んでいる最中だったので、ワークショップの後、短編という形ですぐに作品を作る機会を与えていただけたことが本当に大きかったです。今後も映画を作っていきたいと思う勇気が持てました」とコメント。

田中さくら監督は「体系的に映画を学んでいない私にとって、第一線で活躍されている是枝監督から直々に話を伺える機会があったのは貴重な体験。映画作りの根本を学びました」。

古川葵監督は「ひとつのプログラムを通して生まれたものなのに、女性3人が短期間で生み出した作品がそれぞれとても違うこと。そしてテーマは共鳴しているけれど、アプローチやストーリーテリングの仕方がそれぞれ違うことが大きな刺激になりました」と語った。

作品はそれぞれ15分ほどのショートムービー。1作品が終わるごとに会場には拍手が鳴り響き、上映後のカクテルでは3人の監督に感想を述べに来るゲストの姿が後を絶たなかった。

プログラムのメンターを務めた是枝裕和監督。©Chanel

7月9日には、同じ会場で是枝監督の「そして父になる」の上映会に続き、監督を囲んだトークによるマスタークラスも開催。会場からも活発な質問が寄せられ、映画の街パリでの日本映画への関心の高さを窺わせるイベントとなった。

問い合わせ先

シャネル カスタマー ケア センター
0120-525-519(フリーダイヤル)
https://www.chanel.com/jp/

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