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居眠り課長、お局の支配、契約社員への差別…半年で退職した職場はパワハラの温床だった…でも「助けてくれる人は必ずいる」【作者に聞く】

  • 2026.7.13
お局社員の視線の先にいたのは…? 画像提供:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)
お局社員の視線の先にいたのは…? 画像提供:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)

新卒で配属された検査課は、女性だけの職場だった。しかし、そこでは契約社員や外国人労働者への理不尽な扱いが当たり前のように横行していた。辰ノたむ(@tatsuno_tamu)さんの実体験をもとにした『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』は、差別やパワハラに立ち向かった新入社員の姿を描いた作品である。

配属初日から違和感だらけだった職場

【漫画】『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』を読む 画像提供:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)
【漫画】『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』を読む 画像提供:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)
『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』_02 画像提供:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)
『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』_02 画像提供:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)
『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』_03 画像提供:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)
『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』_03 画像提供:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)

出社初日、検査課へ向かうと課長は居眠りをしていた。その時点で不安を覚えた辰ノたむさんだったが、さらに教育係のオツ野さんとボネ山さんが部署内で大きな権限を持ち、契約社員や外国人労働者に対して高圧的な態度を取っていることを知る。仕事ができないと見下す発言を繰り返すだけでなく、契約社員には休憩室の利用を認めないなど、露骨な差別が行われていた。

理不尽な扱いについに声を上げた!

ある日、契約社員が時間のかかる検品作業を一人で任されている状況を見た辰ノたむさんは、その対応に疑問を感じて指摘した。しかし返ってきたのは「新人のくせに」という言葉だった。その出来事をきっかけに自身も休憩室への立ち入りを禁じられ、翌日からは周囲に無視されるようになる。入社からわずか2週間で職場の空気は一変し、契約社員と同じようにロッカールームで休憩を取る日々が始まった。

実体験に込めた思い

本作について辰ノたむさんは、「プライバシーの観点から一部フィクションを混ぜていますが、ほぼほぼ私の体験した実話です。よくある『悪者を倒してスカッとする』という結末ではありませんが、“助けてくれる人は必ずいる”ということを伝えたくて描きました」と語る。

また、「女性はコミュニケーション能力が高い分、よい面もありますが、その反面グループや派閥ができやすく、そこに入る・入らないで気を遣うことも多いです。情報共有も盛んなためか、噂話が早く広まるので、ちょっとした行動が話題になりやすい傾向がありますね」と当時を振り返った。

退職後に動き出した職場

その後も陰湿ないじめは続き、辰ノたむさんは半年で退職を決意した。一方で、検査課では退職者が相次いでいたことから人事部が状況を問題視し、内部調査を実施することになる。本作のほかにも、辰ノたむさんは夫婦関係や子育て、仕事、人間関係など実体験をもとにした共感できるエピソードや、少し前向きな気持ちになれる漫画を数多く発表しており、Kindleでは未公開のおまけ漫画も無料公開している。

■取材協力:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)

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