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夫「ご飯これだけ?」産後で職場に復帰したてなのに → 先輩「ま、まさか」私に代わり夫を『大改革』

  • 2026.5.3

慣れない育児と仕事の両立に追われる日々。心も体も余裕がなくなる中で、本来ならば一番支えて欲しいはずの夫の何気ない一言が、心に深く刺さってしまうことも。これは私の友人・あいかちゃん(仮名)が体験した、限界寸前の状況の中、職場の先輩の「鶴の一声」によって救われたお話です。

余裕ゼロの毎日と、積み重なる小さなストレス

3ヶ月前に第一子を出産した頃の話です。娘は生後3ヶ月で保育園に入り、私は仕事へ復帰。慣れない育児に加えて、保育園の準備・家事・そして仕事と、毎日があっという間に過ぎていきました。正直、キャパオーバーでした。

一方で夫はというと、これまでと変わらないマイペースな生活。犬を飼っていることもあり寝室は別で、夜泣き対応や寝かしつけを手伝ってくれたことはありません。

そんな中、食事を出すたびに「えっ……今日のご飯ってこれだけ……? ってことですよね?」「あと一品は欲しいなー……なんてね?」と、含みのある言い方でやんわりと不満を伝えてくるのです。強く責められているわけではないのに、その一言一言がじわじわと心に溜まっていきました。

先輩の温かい気遣い

限界を感じ、職場の先輩に思い切って相談しました。すると先輩はすぐに「今度の休み、家に行くわ!」と行動に移してくれたのです。そして迎えた休日。先輩は出産祝いのプレゼントの他にも、お惣菜屋さんのお弁当を持って訪ねてきてくれました。

「ご飯作るの大変でしょ」と自然に気遣ってくれるその姿に、すでに胸がいっぱいでした。さらに先輩は夫に向かって「赤ちゃん大変でしょう? 夜泣きもあるんだよね?」と話を振り、さりげなく育児の話題に。その言葉を聞いて、旦那はしどろもどろ。

すると、娘が泣き出してしまいました。駆け寄って抱っこしようとすると「置いたら泣いちゃうんだよね。私が抱っこしてるからあいかちゃんご飯食べな! 赤ちゃんのお世話ができるなんて嬉しいことなんだから、気にせずゆっくり食べておしゃべりしましょ」と言ってくれたのです。

先輩の気遣いに、私は思わず涙が溢れてしまいました。

夫を変えた容赦ない言葉

涙が止まらない私を見て、夫は動揺していました。そんな中、先輩は静かに、でもはっきりと夫に問いかけます。「旦那さん。出産後の体って、交通事故に遭ったくらいのダメージって知ってる?」

夫は「い、いや、でもこいつまだ20代前半だし若いんで、退院してすぐ犬の散歩も行ってたんすよ! 風邪も滅多に引かないしめちゃくちゃ頑丈で……」と言いかけましたが、先輩は被せるように「それで、本当に大丈夫だと思ってるの?」と一喝。

さらに「まさか旦那さん、あいかちゃんだけは大丈夫だなんて思ってない!? そんなことないからね!? その証拠に、今涙が止まらなくなっちゃってるでしょう!?」「あなたは出産できない分、支える役目があるでしょ!」と畳みかけました。

それでも先輩は止まらず、「まさかご飯も作らせてない!? そこは「俺が作っとくよ」「買ってきたよ」って言うのが正解!」「もちろんあなたにも仕事があるから、毎日じゃなくても良い。でもね、あいかちゃんも時短とはいえ仕事に復帰してるからね?」

「え!? 寝かしつけもしたことがない!? 今日から一週間毎日やってみて! 分担してやった方が良いって気付けるから!」と次々に指摘。先輩のあまりの勢いに、私は思わず吹き出してしまいました。そんな私を見て少し安心したのか、夫は「今日からやってみます」とようやく口にしたのです。

少しずつ変わっていく日常と、感謝の気持ち

その日を境に、夫は変わり始めました。寝かしつけ・夜泣きを毎日担当し、ご飯も用意してくれるようになったのです。さすがに寝不足が続き、4日目には「きつい」と謝ってきたので、それをきっかけに分担する流れに。

料理も無理な日はお惣菜を買ってくるようになり、「もう一品」にこだわることはなくなりました。今では保育園のお便りをしっかり読み、「オムツに名前書いておいたよ」と声をかけてくれるほどにまで成長!

あのとき先輩が来てくれなければ、きっと今も一人で抱え込んでいたと思います。救ってくれたあの言葉と行動に、今でも心から感謝しています。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:タカダ ミオ
ファッション専攻の後、アパレル接客の道へ。接客指導やメンターも行っていたアパレル時代の経験を、今度は同じように悩む誰かに届けたいとライターに転身。現在は育児と仕事を両立しながら、長年ファッション業界にいた自身のストーリーや、同年代の同業者、仕事と家庭の両立に頑張るママにインタビューしたエピソードを執筆する。

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