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デザイナーが語る、フレンチシックとは?【ソフィ&ジュリエット】

  • 2026.7.1
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ソフィ・ドゥラフォンテーヌ/「ロンシャン」創業家3代目クリエイティブ・ディレクター(左)

「ロンシャン」クリエイティブ・ディレクターとして20年以上も、フレンチシックを日々探究しています。あえて言葉にするのであれば、その人ならではのたおやかさと自然なさまが絶妙に調和し、リラックスした雰囲気でいながらも個性を醸し出すスタイルと言えるのではないでしょうか。タイムレスでありながら同時にモダン。計算し尽されているのに、内側から自然ににじみ出るような粋さ。フレンチシックは流行や着こなしではなく、現代のパリジェンヌのマインドそのものです。

フレンチ・シックは流行や着こなしではなく、現代のパリジェンヌのマインドそのもの。

私たちが描く現代のパリジェンヌ像は、常に創造的好奇心と躍動感に満ちあふれています。芸術や旅、サヴォアフェールに深い関心を抱く女性を創造してきました。彼女の尽きることのない創造的好奇心は、ワードローブにも自然に反映されています。時間をかけて一つ一つ、経験や発見を通して、自分らしいワードローブをつくり上げていくのです。内から湧き出るセンスは、美しく耐久性のある素材、精緻な仕立て、そして時代を超越したピースへと彼女を導きます。そこには常にさりげないひねりがあり、彼女だけのスタイルを確立しているのです。

ジュリエット・ポパード/「ロンシャン」創業家4代目イベント・ディレクター(右)

“バランス”が鍵を握っていると思います。現代のパリジェンヌは、自分らしいワードローブを築くことで、飾り立てなくとも自然とにじみ出る個性と自信を育んでいるのです。彼女たちのコーディネートやアクセサリー使い、ディテールへのこだわりは、最終的にはエフォートレスなムードへと昇華されます。例えば、お気に入りのジーンズやTシャツ、ポプリンシャツといったシンプルなベーシックアイテムが基本。そこにキモノジャケットやカッティングが美しいレザーパンツ、バレエシューズなど存在感のあるピースで装いを格上げします。自信と多幸感に包まれる定番スタイルを作り出すことで、ゆとりが生まれ、自分らしくいられるのだと思います。

現代のパリジェンヌは、自分らしいワードローブを築くことで、飾り立てなくとも自然とにじみ出る個性と自信を育んでいる。

私たちは、厳選したピースによる粋なワードローブという考え方を大切にしています。ピース数をあえて絞ることで、どんな場面でもまとえて、長く美しく愛用できるワードローブを提供すること。それらはやがて、着用者が紡ぐ物語、そして思い出の一部になるのです。長く美しいものはおのずと視線を集め、全体のバランスをまとめてくれます。そこにナチュラルなヘアメイクと、ジュエリーやベルトといった小物をさりげなくプラス。もちろん、どこへ行くにも欠かせない相棒バッグを忘れずに!


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