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カミラ王妃、故エリザベス女王が愛用したブローチを着用。トゥルーピング・ザ・カラーの祭典にて

  • 2026.6.15
Aaron Chown - PA Images / Getty Images

カミラ王妃は6月13日(土)、君主の恒例の誕生日の祝祭である「トゥルーピング・ザ・カラー」に、チャールズ国王とともに馬車で到着した。国王の実際の誕生日は11月だが、ロンドンの街頭を行進する一般公開のパレードには夏の天候の方が適しているため、トゥルーピング・ザ・カラーは6月に祝われる。カミラ王妃は、フィオナ・クレア(FIONA CLARE)による赤の近衛歩兵連隊(グレナディアガーズ)の制服ドレスに、祝祭の中心となる上級歩兵連隊への敬意を示すブローチを身につけた。また、白い羽飾りと近衛連隊の帽章があしらわれた黒のフィリップ・トレーシー(PHILIP TREACY)のベレー帽も着用。彼女は2023年にも同じルックを披露している。

カミラ王妃。 Chris Jackson / Getty Images

カミラ王妃のジュエリーコレクションの多くが長い歴史を誇るが、このブローチも驚きのストーリーを持つ。ロイヤルファンらが寄稿するサイト「ロイヤル・ウォッチャー」が指摘するように、このピンには青いロイヤル・ガーター(ガーター勲章のベルト)の中に鏡文字で表されたロイヤル・サイファ(国王のモノグラム)と、その上に王冠があしらわれている。ガーターには、ガーター勲章のモットーである中期フランス語の「Honi soit qui mal y pense(悪意を抱く者に災いあれ)」という言葉が刻まれている。このブローチはもともと、義母であるエリザベス女王のもので、女王は1942年、16歳の誕生日にグレナディアガーズのパレードで初めて着用した。彼女はその年、グレナディアガーズの名誉連隊長(コローネル)に任命されていた。

1940年代、ブローチを身につけている当時のエリザベス女王。 - / Getty Images

エリザベス女王は、その後の数十年にわたり、儀礼的なパレードや部隊の検閲だけでなく、ガーデンパーティーや公式晩餐会などでも、このグレナディアガーズのブローチを頻繁に愛用し続けた。

2006年、バッキンガム宮殿で行われたグレナディアガーズ創設350周年記念式典で、ブローチを身につけたエリザベス女王。 Anwar Hussein Collection / Getty Images

2022年にエリザベス女王が崩御した数ヶ月後、カミラ王妃がグレナディアガーズの名誉連隊長に任命された。彼女は2023年4月、4つの軍事部隊に新しい連隊旗を授与するバッキンガム宮殿での式典で、亡き女王のグレナディアガーズ・バッジを初めて着用した。

2023年にグレナディアガーズのブローチを身につけるカミラ王妃。 WPA Pool / Getty Images

トゥルーピング・ザ・カラーは、英国陸軍で最も上級の歩兵連隊の一つであるグレナディアガーズの行進を中心に行われる。この部隊の歴史は1656年に遡り、亡命中のチャールズ2世を保護するためにブルージュで最初に設立された。伝統的に、チャールズ国王自身をはじめ、ウィリアム皇太子、エドワード王子、アン王女など、多くのロイヤルファミリーのメンバーが参加している。

この日は、ロイヤルファミリーがバッキンガム宮殿のバルコニーに登場することで最高潮に達し、その後、ロンドン上空を毎年恒例のイギリス空軍(RAF)が飛行した。バルコニーに大勢が並ぶ姿はエリザベス女王の治世の特徴であったが、チャールズ国王は2022年の即位以来、そのラインナップを大幅に縮小している。今年は国王と王妃のほか、公務を行う主要なロイヤルファミリー、そしてウェールズ公夫妻の3人の子どもたちであるジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子がバルコニーに並んだ。

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