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パリの静かな中庭で、手仕事の美しさに出会う「ラ・メルスリー・パリジェンヌ」

  • 2026.4.16

パリのクリエイティビティに刺激され、ものづくりの素材を探しに街へ。

著名な画家が通っていた画材店やカラフルな毛糸が店内を彩るメルスリーなど眠っていた創作意欲を掻き立てる、心が沸き立つ時間が過ごせる。


職人の手仕事と伝統を守るマレ地区のメルスリー

◆La Mercerie Parisienne(ラ・メルスリー・パリジェンヌ)

マレのショッピングストリート、フラン・ブルジョワ沿いの中庭の奥にあり、静かに買い物を楽しめる。

かつて外套やレインコートの仕立て工場だった場所に、工業デザイナーの経歴を持つリザ・アブクラット氏が32年前に開いたメルスリー。

フランスの卓越した製造業を守ることを信条とし、ボタンやリボンはヴォージュやジュラ地方やフランス北部の伝統ある工場から直接買い付けている。

左:スタッフが手作りしたニットや洋服、子供服、小物なども販売。右:人気商品はボタンとリボン。ゴールドとシルバーカラーのボタン“ランペラトリス(皇后)”1.40~3.40€。

「毛糸はフランス中部のクルーズ県などで作られています。数は減ってしまいましたが、まだ素晴らしい技術が残っています」とリザ氏。

顧客はスタイリストやデザイナーなど、専門家からアマチュアまで幅広い。古き良きフランスの手仕事に出会える空間だ。

リザ氏の確かな目で選び抜かれたリボンが壁一面に並ぶ。職人が作るレースや絹のリボンは触れるだけで質の良さが伝わってくる。

La Mercerie Parisienne(ラ・メルスリー・パリジェンヌ)

所在地 8 rue des Francs Bourgeois Paris
電話番号 01 48 87 58 98
営業時間 10:30~19:00
定休日 日曜
https://lamercerieparisienne.com

文=木戸美由紀
写真=吉田タイスケ

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